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米国で不妊治療はオープンでも治療費はタブー

子育て・教育

米国で不妊治療はオープンでも治療費はタブー

33歳から妊活、流産を繰り返し、不妊治療をスタート。 ホルモン剤を決まった時間に自分で注射する

米国で起業し、働きながら不妊治療を続けてきた藤井美穂さん。米国在住の日本人の夫と生まれたばかりの子ども3人で暮らしています。米国・ロサンゼルスで一般的なワーキングマザーである藤井さんの目を通して見える不妊治療事情やアメリカン共働きファミリーの育児事情を赤裸々にレポートするコラム「Hubby and Wifey with Baby!~米国不妊治療&子育てレポート」が始まりました。国内で不妊治療に悩む方、海外の医療事情や子育て事情を知りたい方、リアルな米国日常生活をお読みください。

 「もしかして妊娠? IVFしたの?」

 38歳。妊娠7カ月のとき、アメリカ人の友人に言われた一言だった。

 IVFとは体外受精のこと。まだ自然妊娠もできる年だが、不妊治療をしていても不思議ではない年。私は不妊治療を行ったこと、これまでの流産経験などはオープンにしている。

 私はこの友達に「イエス! 7月にIVFをして無事授かることができた」と答えた。

 家族ぐるみで仲良くしている友達は、「7年間不妊治療をやってきたが、卵ができないからIVFすらできない」とこれまでの経緯を堂々と親の前で話す人もいる。


自宅から車で10分の所にあるビーチでは、多くの家族連れが毎日訪れている。こんな風に子どもを連れて遊びに来る日を夢見て!

不妊治療にオープンな米国でも話せないことがある

 アメリカでももちろん、こんなふうにカジュアルに不妊治療のことを口に出す人がいれば、なかなか話せない、踏み出せないで悩んでいる人もいる。どの国でも不妊治療を行っていることをあまり周りに知られたくないという傾向はあるが、アメリカでは日本よりも不妊治療についてカジュアルに話す人が多い気がする。そのためか、私の周りには、不妊治療をしたというアメリカ人の友人は多く、どこの病院が良いか、またどのような治療を行ったか、治療中に気を付けたことなどを話せる人が何人もいた。

 だが、不妊治療において、ひとつあまり話さないようにしていることがある。それはお金のことだ。いくらかかったかではなく、保険会社がいくら負担してくれたかだ。

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