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不登校、引きこもりにしないための幼少期の過ごし方

子育て・教育

不登校、引きこもりにしないための幼少期の過ごし方

自分の気持ちを言葉にして話す練習をさせる。問題を解決する方法を教える

茅ヶ崎市役所こども育成相談課職員の伊藤徳馬さんは、神戸少年の町版コモンセンス・ペアレンティング(CSP)という手法を伝授する「怒鳴らない子育て練習講座」を開設した立役者です。2013年夏には『どならない子育て』を出版しています。このたび、伊藤さんにインタビューし、CSPについて詳しく教えてもらいました。

CSP講座の受講者は幼少期のお子さんの親御さんが多いですが、子どもが中高生になったときに、親子が言葉で話す文化ができていないと、非行・不登校・引きこもりといった問題が起きる可能性がわずかながら上がり、いずれの問題も対処が難しくなります。今回は、中高生になって後悔しないための、幼少時代の子育てについてお話しします。

仕事で“育児ストレス”をリセットできる共働き家庭には、虐待が少ない


伊藤徳馬さん

 一般的に共働き家庭は、児童虐待が少ない傾向にあります。その大きな理由の一つには、接している時間の短さがあります。疲れて帰ってきて、子どもがうれしくてまとわりついてくると大変だということもあるとは思いますが、短い時間だからこそ子どもと楽しく過ごそうと思いますよね。働いていると育児の苦労がリセットされる時間があるという効能もあります。

 専業主婦は一日中子どもと一緒にいて色々な問題行動を起こされ、リセットする時間も無く、イライラを募らせてしまいがちです。虐待をしてしまう人としては母親が一番多いというのが実情です。

 共働き家庭は教育水準も高く、社会的スキルもあり、困ったら適切なところに相談しようという考えも働きやすいのです。その意味でも大きな虐待の心配は比較的少ないと言えます。

 ただ、前回記事でもお話ししたように、仕事で忙し過ぎて子どもに構わないという状態は問題です。構ってほしいときに放っておくと、中高生になって問題を起こす確率がかなり高まります。高校生が警察沙汰になったときに、自分が荒れてしまった理由を「小さいときからお母さんに構ってもらえなくて寂しかった」と説明するケースも多々あります。

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