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教えるべきか隠すべきか。米国でも悩ましい性教育

子育て・教育

教えるべきか隠すべきか。米国でも悩ましい性教育

進歩的な意見と保守的な意見──どちらが正解かきっぱり言い切れない

米国で暮らすクローニン真木さんの家庭に、学校から1通の手紙が。小4の娘さんを、女性の体の成長についての授業、つまり性教育の授業に参加させるかどうかの確認でした──米国生活20年超、日本で暮らした時間より米国での生活が長くなった二児の母、クローニン真木さんが語る米国DUAL生活。今回は米国での性教育のお話です。

 私、クローニン真木の勤める救急病棟は、子どもから大人まで様々な疾患の患者さんがいらっしゃいます。

 日本では、救急病院の患者受け入れ拒否が問題視されていますが、アメリカでは Emergency Medical Treatment & Labor Act、略してEMTALA(エムテラと発音します)という法律があり、救急病棟にやってきた患者さんには、患者さんの支払い能力の有無関係なく、さらに病状にもかかわらず「命に関わる疾患かどうか」を見極めるために診察をしなければいけない、という決まりがあるのです。

「妊娠の検査を希望」した患者の年齢を見ると……

 したがってアメリカの救急病棟は、医療保険を持たずかかりつけの医師もいない人々にとって、駆け込み寺的な存在。もっと突き詰めて言うと、かなりの数の人々が「町医者」的な感覚で、救急病棟を利用します。なので、ちょっとした風邪や虫歯の痛みといった、本来なら救急ではない病状の時でも患者さんがやって来るのです。実際、本当に重病の患者さんが来たというのに、急を要さない疾患の患者さんで診察室が一杯になってしまった、ということも時にはあります。救急病棟なのに救急病棟として機能していないじゃないかぁ(汗)。

 もちろん、そんな時でも「そんな些細なことで、救急病棟に来るなぁ~っ!!!」と、心で思っても決して口に出してはいけない決まりがあります(笑)。

 さて、そんな仕事場ではありますが、先日こんなことがありました。


こーんな広くて青い空の下だから、若い子たちが開放的になるのも無理はないのでしょうが……(汗)

次ページ 進歩と保守が入り乱れている米国の性教...

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