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子どもの花粉症5~9歳で増加 目鼻にワセリン対策

両親が花粉症なら子どもも可能性が。ワセリン塗りは花粉侵入ブロックに効果的

花粉症と風邪の症状は似ている。気になる症状があればまずは受診を

 上記のような症状があり、高熱やリンパの腫れが無い場合は花粉症が疑われます。ただし、花粉症で微熱が出ることもあります。

 子どもは花粉症の症状があっても具体的に伝えることができないので、親が気づいてあげることが大切です。

 診断の基本は問診です。「いつごろ症状が出始めたか」「どんなときに症状が現れるか」「ペットの有無」などを問診して、原因を推測します。なかには、花粉症だと思っていたお子さんが、室内のダニ対策を行ったら症状が改善された例もあり、花粉が原因とは限らない場合もあります。

 曖昧な場合は、血液検査やパッチテストを行い、花粉の「IgE抗体」の値から診断をつけます。

薬は症状に合わせて2種類以上を組み合わせて使う

 病院で処方されるアレルギー性鼻炎の薬は主に以下の3種類です。

抗ヒスタミン薬
 くしゃみや鼻水の症状に使われる。花粉症の場合、眠くなりにくい第2世代の抗ヒスタミン薬が主流。
商品名)アレロック、クラリチン、アレジオン、OD錠など

ロイコトリエン受容体拮抗薬
 特に鼻づまりに対する効果に優れている。ぜんそく治療にも使われる。
商品名)オノン、シングレア、キプレスなど

鼻噴霧用ステロイド薬
 くしゃみ、鼻水、鼻づまりのいずれにも効果が高い。鼻粘膜に直接作用するので、全身性の副作用や眠気が少ないメリットも。
商品名)フルナーゼ、アラミスト、リノコートなど

 目のかゆみがあれば点眼薬が処方されます。症状の種類や、症状の重さに応じてこれらの薬を2種類以上組み合わせて使うことが多いです。私の場合は、この3種類を1~2週間使って症状をきっちり抑えた後、点鼻薬だけに切り替えて、薬を減らしても症状をコントロールできることを目指します。医師によって薬の選択は異なります。

 お子さんにとって飲みやすい・使いやすい薬を選んで治療を継続することが大切です。保育園に通っているお子さんは、一日の服用回数が少ない薬もありますので、医師に相談してみてください。

 以前は症状が出る少し前から薬を飲み始めるのが効果的と言われていましたが、症状が出てから服用しても同等の効果が得られることが分かりましたので、症状が出たら受診してください。症状が軽いうちから治療を始めることが有効です。

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