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単身赴任の夫を持つワーママは「お子さんかわいそう」という言葉に傷付く

単身赴任デュアラーの悩みと絆(2) 残された妻のイライラ、つらさ、そして幸せ

 共働きでも単身赴任を続けている「単身赴任デュアラー」の本音や、仕事と子育ての両立方法をお届けします。

 第1回の「単身赴任の夫が帰ってくると子どもが便秘に」に続き、今回は夫が単身赴任中のため、働きながら1人で家と子どもを守るワーママ3人にインタビュー。夫がいない悩みやつらさなど、匿名だから言える本音を語ってもらいました。

夫は九州、でも外資系金融に勤め続ける

 まず最初に紹介するのは、第1子を妊娠中に夫が九州に単身赴任することになったワーママの藤村さん(仮名)。夫の単身赴任はその後も続き、息子も1歳半になりました。


藤村さんは東京、夫は九州。お子さんと暮らしたことがない夫は、育児の大変さをわかってくれないのが悩み。平日は大忙しですが、息子さんと2人きりで過ごす週末がとても幸せ

 藤村さんは東京の外資系金融会社に勤務。同じ年の夫はメディア関係に勤めており、絶対に転勤が無いとは言えないけれど夫の職種ではまれなケースだったので、まさか自分の夫が転勤になるとは、しかも妊娠中に突然決まるとは思っておらず、かなりショックだったそうです。

「もともと家事をよくやってくれた旦那さんだったので、当然、育児も半分やってもらえると期待していました。これじゃ、話が全然違う」

 藤村さんの仕事はハードで残業もあり、夜間や土日に急な対応が必要になることもあるので、夫の協力なしで仕事と子育てを両立するのは不可能です。「初めての育児なので不安もいっぱいあり、それに仕事のストレスまでかかったら無理だと思いました」

 実家のサポートを得られない藤村さんは、一人で乗り切るしかありません。責任を持って育児をするためには仕事のストレスを減らすしかないと、育休復帰後に、同じ外資系金融でもシッター会社と条件の良い法人契約がある会社で、しかも残業や持ち帰り仕事の無い職を見つけて転職しました。

 とはいえ、フルタイム勤務ですし、早く帰るといっても19時30分に会社を出るのがやっと。保育園のお迎えは週1回だけ自分で行き、平日は週4回、17時30分〜20時30分の3時間をシッターさんにお願いすることにしました。保育園のお迎えと作り置きした夕食を温め直して食べさせてもらっています。帰宅することには1歳半の息子さんは眠っていることも多いので、その時間が藤村さんの家事タイムになります。

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単身赴任デュアラーの悩みと絆

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