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「小1の壁」はパパの意識改革の絶好機

慣れない弁当作り、学校との話し合い、18時に学童へのお迎え……パパが壁を乗り越えるためにできること

 

 子どもが小学校に上がるとき、生活がそれまでとはがらりと変わることに、パパもママも(もちろん、子どもも!)大きな戸惑いを感じるでしょう。そのとき、先輩パパ達は何を感じ、どんな行動に出たのでしょう? 東京・品川区のとある居酒屋で、パパの集まりであるおやじの会に参加していたパパ達を突撃リポートし、それぞれのリアルな体験談を語ってもらいました。これまで6回にわたって掲載してきた「小1の壁」特集の最終回です。

【「小1の壁」特集 これまでの記事】
第1回 子どもの小学校入学で宿題、防犯、働き方に不安
第2回 小学1年生のママ・パパは働き方をどう調整したか
第3回 小1に一人留守番はハードルが高かった
第4回 入学準備 防犯ブザーだけでは不安、帰り道対策
第5回 学校プリントとランドセル、目からウロコの整理術
第6回 小学生も自発的に整理収納や宿題がしたくなる方法

品川区の小学校13校からパパ達が集結!

 小学生の子どもを持つ父親達の集まり、おやじの会。品川区内に37ある小学校には、こうした会が20近くも結成されており、それぞれが活発に活動しているようだ。ある冬の夜、会のメンバーであるパパ達が、五反田のとある居酒屋に続々と集まりだした。

 普段は小学校ごとに活動するが、横のつながりをつくって連携していこうとする初めての試みがこの夜の会だという。中心になって取り組みを進めている組織の名は「しながわオヤジホールディングス」。37校中13校のメンバーが30人以上集まり、交流を深めていた。

 しながわオヤジホールディングス設立の中心的役割を果たしたのは、日経DUALの人気連載『今宵も俺のBARにパパがやってくる』でおなじみの兼業主夫放送作家・杉山錠士さんだ。杉山さんご自身も、子どもが通う小学校で、おやじの会の会長を務めている。子育てについて熱く語るパパ達が集うとの情報をゲットし、早速現場に急行。杉山さんにメンバーをご紹介いただきながら、小1の壁で「パパの役割」がどう変わるのかを、先輩パパ達に聞いてみた。

●下川忠則さん(仮名)の場合

 下川さんは、小学校2年生と保育園年少の姉妹の父親だ。小1の壁を経験して1年が経つが、大変だと感じたのは、やはりお迎え時間だったという。

 「品川区の学童は18時まで預かってくれ、延長保育はありません。17時までなら一人で帰ることもできますが、それ以降はお迎えがマスト。保育園のときは延長保育で19時15分まで預けることができたので問題無かったのですが、1時間も早くなるわけですから、これは大きな問題でした」

 品川区の場合、保育園にもよるが、最大で21時、22時まで延長できる保育園もあるという。保育園で夜遅くまで預けられていた親の場合は、特に苦労するようだ。

 「17時までに私も妻も帰宅するというのは到底無理なので、やはり18時ギリギリに迎えに行くしかない。学童に通い始めたばかりのころはまだ一人帰りさせるのも不安だったので、保育園のときよりも妻のほうが何とか30分早く会社を切り上げて、間に合うように迎えに行くという状況でした。

 でも、夏休みを過ぎたくらいから次第に慣れてきて、一人で帰ることができるようになるんですよね。実はおじいちゃんが近所に住んでいるので、一人帰りが大丈夫そうとなった時点で、17時に一人帰りしておじいちゃんの家に寄るようになりました。

 そういうわけでわが家の場合、お迎え問題に関しては、妻が夏休みまで頑張ってくれたのと、おじいちゃんに頼ることで何とか乗り切ったという感じです。おじいちゃんが近くに住んでなかったら、どうなってたんだろうって思うと、ちょっと怖いですね」


品川区内にある各小学校のおやじの会が横のつながりを持つべく結成された「しながわオヤジホールディングス」

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