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「保育園のお迎えはママの役割」なんて誰が決めた?

パパの「働いていればいい」という意識が、家事・育児への「お手伝い感覚」を生む。それが問題なのだ

 武蔵大学社会学部助教の田中俊之さんが、「男性学」の視点から共働き家庭の問題を解き明かす連載第2回では、働くママに話題となったネット動画『大丈夫』を題材に、働くパパが「働いていればいい」と無意識に思うことの問題点について考えます。

妻の抱える問題に、夫も当事者意識を

 昨年、働くママを主人公にした動画が話題となりました。タイトルは『大丈夫』。制作したのは、グループウエア会社のサイボウズです。この動画はYouTubeで77万回以上再生され、年末年始にはテレビCMとしても放送されました。3分に満たない映像作品ですが、「今日もまた寝られないな」というセリフが象徴するように、働くママ達の抱える重い負担が分かりやすく描かれています。

サイボウズ ワークスタイルムービー『大丈夫』

 動画では、保育園に通う子どもが熱を出したので会社を早退する主人公の女性が登場します。子どもを迎えにいったからといって、問題解決ではありません。翌朝の病院、病児保育の予約、お弁当作り、そして、やり残した仕事と心配事が山積みです。こうした描写に、多くの女性から共感が集まりました。

 ですが、共働き世帯にとって働くママの問題は、パパも当事者として向き合わなければならないものです。今回は『大丈夫』を題材に、働くママの置かれた厳しい状況について、パパが理解しておくべきポイントを解説します。その上で、働くママのためにパパには何ができるのかを考えていきましょう。

次ページ 働くママの苦悩の根源とは……

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