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下園壮太 親は子どもの安心基地でありたい

子育て世代は「疲れ」を蓄積しやすい(4)戦場で傷ついた子どもをそのままに受け入れられる親でいること

陸上自衛隊初の心理幹部として16年にわたって、うつ、自殺、あるいは悲惨な出来事にさらされた隊員やその家族に対する心のケアを専門に行ってきたメンタル・レスキュー・インストラクター、下園壮太さん。このコラムでは、小学生の子どもとその親の親子関係について、下園さんのアドバイスをシリーズでお届けします。2015年1月25日に中目黒スクエア(目黒区)で開催された、目黒区における学童保育や子育てについて交流を深める「目黒区学童保育研究集会 第30回子育てのつどい」の記念講演、下園壮太さんによる「子どもも大人も元気ハツラツ~子育てMR(メンタルレスキュー)」の内容をもとに編集しています。

1回目「下園壮太 親は金八先生になれなくてもいい」、2回目「クタクタに疲れたら、旅行やテーマパークは避けよう」、3回目「下園壮太 親は子どもに対して怒りの火がつきやすい」

5つのステップで怒りをコントロールしよう

 これまでの記事では、子育て世代が疲れをためやすい世代であること、その疲労によって、親は、子どもに対して怒りやすくなっていることなどをお話ししてきました。ここからは、私が自衛隊でも指導している「怒りの対処法」についてお伝えしましょう。

(1)怒りの対象から離れる

 なにか、イライラすることが起こると、理性は吹き飛んで「私は正しい」「相手にガツンと言ってやらなきゃ」という気持ちがむくむくと沸いてきます。でも、その気持ちは前述したように10秒ぐらいしか続かない。
 親子という関係から言えば、自らの感情をコントロールすべきは年長者で経験も積んだ親のほうです。自分の感情がエスカレートするのを避けるために、怒りの対象から物理的に距離をとる。家にいるときであれば、トイレにこもりましょう。

 距離をとったら、次にやるべきは深呼吸です。

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下園壮太 子育て世代は「疲れ」を蓄積しやすい

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