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フーフー言いながら人と生きる、それが人生の神髄

佐々木蔵之介×永作博美 主演映画『夫婦フーフー日記』原作者、清水浩司さん(下)面倒だけれども面白い人生の送り方​

 5月30日(土)公開の映画『夫婦フーフー日記』のベースになっているのは、がんに侵されたヨメと闘病を支えるダンナという、とある夫婦の、家族や友人との日々をつづった書籍。もともとは、備忘録も兼ねたダンナのブログから始まりました。17年間友達で、ようやく夫婦になった途端に妻が妊娠し、ほどなく妻のがんも発見された夫婦が、その闘病生活と育児の様子を記録したものです。彼ら家族のドキュメントはシリアスなのにコミカル、笑ってしまうけれど泣ける、という人生の泣き笑いがギュッと凝縮されています。
 前回の記事「妻ががんで、子どもが生まれ、滑稽で愛おしい人生」に続いて、ダンナである清水浩司さんに「一人で抱え込まないこと」という育児の持論や本音、経験から息子に伝えたいことなどを聞いていきます。

迷惑をかけることで始まることもある


本を出したことで、案外みんな口に出せずに色々抱えているんだと初めて分かった、と清水さん

日経DUAL編集部 原作でも映画でも、看病と育児、そして仕事に奮闘する様子が描かれていました。働くママやパパは毎日何かに追われるようで、いっぱいいっぱいになることもしょっちゅうです。育児の極意は「一人で抱え込まないこと」と著書に書いていますね。

清水浩司さん(以下、敬称略) もしこの映画に僕が思いを込められるとしたら、まさにそこ、一人で抱え込まないで、ということ。そして、人の中でもまれることの面白さと美しさです。

 本を出してから、色々な人が「実は家族ががんで苦しんでいて……」と話してくれるようになったんです。長い付き合いでも、なかなか身内の苦しみみたいなものって話さないものなんですよね。日常会話や仕事の席で、そういう話はしない。

 でも、僕の場合は本を出したことで「この人なら分かってくれる」と思ってくれたんじゃないかと思うんです。案外みんな色々抱えているんだなと、よく分かりました。

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