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妊娠体質になる鉄分を取り、子宮内環境を整える

子宮の粘膜をつくる材料の鉄、ヒトの体に必要不可欠なタンパク質……。高齢妊娠・出産で注目したい「栄養療法」(中)

妊娠を望むならしっかり取りたいビタミンEと亜鉛

(3) ビタミンE

 別名「妊娠ビタミン」とも呼ばれるビタミンEは、排卵の促進、卵巣重量の増加、ホルモン調節などの働きで妊娠をサポートしてくれます。また、月経周期を正常にする作用もあります。

 ビタミンEには高い抗酸化作用があるので、35歳から妊娠を希望する人には必須の栄養素といえます。一般的に「卵子の老化は止められない」と言われますが、栄養療法の観点から見れば、卵子の老化を遅らせることは可能と考えます。体外受精を行っている人では、ビタミンEを取ると採卵できる卵子の数が増え、卵子の質が向上する効果も期待できます。

豊富な食材:アーモンド、豚レバー、モロヘイヤ、西洋かぼちゃなど

(4) 亜鉛

 亜鉛は、鉄と同様、受精卵が着床する子宮の粘膜をつくる材料になります。着床しやすい状態にするために亜鉛は欠かせません。

 また、胎児の細胞分裂を促す働きがあるため、亜鉛が足りないと低体重・低身長・皮膚が弱くなるといった影響が出ます。いつ妊娠してもいいように、日ごろから亜鉛を取ることをおすすめします。

豊富な食材:カキ、和牛赤身、ラム肩肉、スルメ、イイダコなど

――次の記事では、具体的な食べ方や外食時のメニューの選び方などの「実践編」をお届けします。

定真理子
新宿溝口クリニック・チーフ栄養カウンセラー。愛知県立大学、仏グルノーブル大学にてフランス語を学び、通訳、翻訳の仕事に携わる。栄養療法によって自身の不妊症を克服したのをきっかけに、分子整合栄養医学を学ぶ。講演やセミナー、雑誌などでも活躍中。著書は『35歳からの栄養セラピー 「妊娠体質」に変わる食べ方があった!』『「女性ホルモン力」がアップする食べ方があった!』(ともに青春出版社)など多数。

(文/中島夕子)

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