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日経DUAL

小島慶子 なまってますが、何か?

いきなりオージーイングリッシュをからかう不思議な人々

 私が、一家でオーストラリアに引っ越しましたと言うと大抵の人が「オーストラリアの人って、すごくなまっているんでしょ?」「あらら、じゃあお子さんの英語はなまっちゃいますね」などと言うのだが、おかしくてたまらない。

 あのー、それ以前に、私たち、もともと相当な日本なまりの英語ですけど? それともあなたは、生まれつき流暢な英国上流階級の英語を話すとでも? で、同じことを、あなたはオーストラリア人にも言えるのかな? もちろん、英語で。

 「私はいっぱし英語には詳しいんですよ」的な、あるいは「英語圏でもオーストラリアは日本より田舎だから余裕だよね」的な自意識が感じられる「なまってるんでしょ」発言だが、どちらも英語に詳しくない日本人同士だからこそ通じる(と思っている)のであろう。これを英語が母国語の人に英語で言ってみたら大受け間違いなしだと思うのだが。

グローバルイングリッシュは「お国なまり英語」

 たとえば日本語のさほど上手でない外国人が「ああ、トホク行くですか、トホクはニャマリあるですよねえ」とか鼻で笑いながら巻き舌で言ったら、「お前が言うな!」とか、言いたくなりません? 同じことだと、思うんですけど…。そもそも、訛りで人をバカにするなんて地球サイズで品のないことだと思うし。


海辺にて。この日は私の43歳の誕生日でした。生誕地で迎えた40年ぶりの誕生日! 撮影・夫

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