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産後3カ月は支援が必要。出産前に夫と計画と準備を

発足した「3・3産後サポートプロジェクト」、目指すは「ママが安心して生きていける」世界 

 10月15日、文京シビックセンタースカイホールで「3・3産後サポートプロジェクト キックオフフォーラム」が開催されました。
 これまで産後サポートは、一般的に「3週間から1カ月程度」とされてきました。しかし、産後ママの8割が産後1~3カ月の不安、孤独感が強く、産後うつの一歩手前だった(NPO法人マドレボニータ調査)、産後9%の女性が産後うつ(平成25年厚生労働省調査)という現状があります。そういったことを防ぐため、「3・3産後サポートプロジェクト」では、産後サポートの期間を3週間から3カ月に引き延ばす必要性と、産後ママが情緒不安定になりやすいことを誰にでも理解しやすい「産後ブルーズ」と表現を変えていくことを訴えています。
 キックオフフォーラムでは、NPO法人マドレボニータ事務局次長・法人営業担当の太田智子氏による基調講演や、「産後ママの笑顔を増やすには?」と題してパネルディスカッションが行われました。フォーラムの様子をリポートします。

産後サポート環境をつくるには、パパや企業の協力が必要

 キックオフフォーラムでは、まずNPO法人孫育て・ニッポンの理事長であり、「3・3産後サポートプロジェクト」の発起人の一人でもあるぼうだあきこさんが、「3・3産後サポートプロジェクト」が生まれた背景について説明しました。


キックフォーラムの初めに、NPO法人孫育て・ニッポンの理事長であり、「3・3産後サポートプロジェクト」の発起人でもあるぼうだあきこさんから「3・3産後サポートプロジェクト」の説明がありました

 「産後、3週間から1カ月くらいまでは、家族の手厚いサポートを受けるというケースが多いと思います。しかし1カ月を過ぎると、祖父母のサポートもなくなり、パパも定時退社ができなくなることも増え、ママは突然一人きりで赤ちゃんと長時間向き合うことになります。
 「“なんで赤ちゃんが泣きやまないんだろう”、“なんで寝てくれないんだろう”という問題に直面し、産後ブルーズになり、その状態が改善されず産後うつ、幼児虐待にまで発展してしまうケースも決して少なくありません。そうした現状を見て、少なくとも産後3カ月間は、ママのサポートが必要だと感じました」

 しかし、いくら「産後サポート期間を3カ月まで延長しよう」と声高に訴えても、家族や企業、地域、社会の協力がなければ、これを実現することはできません。そこで「3・3産後サポートプロジェクト」を立ち上げ、産後サポートの期間延長を訴えることにした、というわけです。

 「ママの産後サポートを実現するには、まずパパと企業に対して情報発信し、環境をつくっていくことが大切」とぼうださんは強調します。そこで「3・3産後サポートプロジェクト」では、ファザーリング・ジャパンが主催するイクボスプロジェクトやペンギンパパ・プロジェクト、さんきゅーパパプロジェクト、パートナーシップ・ペアレンティング、マザーリングプロジェクトなど、様々な企業やNPO、行政と連携し、パパや企業に対して情報発信をしていくそうです。

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