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子育て・教育

「できない」がいじめを誘発も 小学校で必要な動作

笹田哲さんインタビュー(下) 体幹が上手に使えないと、効率の良い座り方、立ち方、歩き方などができない

 小学校生活に必要な当たり前のことができない子ども達が増えてきているといいます。前編の「正しく鉛筆を持てる子は2割 入学前に教えたいこと」では、小学校入学前にチェックしておきたい動きを紹介しました。後編の今回は、自分の子どもの体の使い方が気になったときの対処法について、『発達が気になる子の「できる」を増やすからだ遊び』の著者である笹田哲先生に話を聞きました。

体幹が上手に使えないと、疲れやすく、集中力が続かない

 小学校入学後、自分の子どもが学校生活で困っていたらどうすればいいのでしょうか?

 「手足を上手に使うための体幹の使い方を学んでほしい」と笹田先生。

 「体幹とは、肩から腰の胴体部のこと。体幹が上手に使えないと、効率の良い座り方、立ち方、歩き方などができず、疲れやすく注意散漫になり、集中力が続きません。単に興味がある・ない、自信がある・ない、で解決するのではなく、体の使い方がきちんとできているかをまずは見てほしいですね」

 体幹を鍛えるためには、トレーニングではなく遊びという形にするのが大切だそう。体幹の上手な使い方を親子で楽しく学びましょう。

不器用な子でも、日々のトレーニングで手先が器用になる

 手先の器用さは、トレーニングで上達させるのが難しそうですが……。

 「よく言われるのは、女の子は器用、男の子は不器用ということ。けれど、日々指先を使う機会をきちんとつくれば、男の子でも1つひとつ身に付いていきます。学校生活ではプリントを折ってケースファイルに入れるなど、紙を折ることが多いです。紙を折る、洗濯物を畳む、タオルを半分に折るなど、学校や家で指先を使う機会を作りましょう

 「キーになるのは親指。指先の動きがおかしかったら親指の動きを見てあげてください。最近は親指を直角になるまで広げられない子どもが多いです。親指が90度開かないと、押さえる、つまむといった動作で指先に力が入らず、ずれてきてしまいます。すると、学用品の使用や服の着替え、お箸や鉛筆の操作に影響してきます。親指をしっかり外側に広げるトレーニングをしましょう」

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