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子育て・教育

「できない」がいじめを誘発も 小学校で必要な動作

笹田哲さんインタビュー(下) 体幹が上手に使えないと、効率の良い座り方、立ち方、歩き方などができない

 「この時期は個人差があるので、何歳からやったほうがいい、というのにしばられないほうがいいですね。ただ、鉛筆の持ち方は、グーで握りながら持つ、先のほうを持つ、指先が出てきて持つ、3本指で持つ、と発達に合わせて変化していきます。順序を知っておくと、正しい持ち方を教えるタイミングが分かります」

 鉛筆に限らず、スプーンやお箸も同じ。トング遊び、洗濯バサミで親指の使い方を学んでから、3本指に促すようにしましょう。

掛け算は2年生、逆上がりは3年生から。各教科でやることをイメージ

 「小学校に入ると読み・書き・計算などがすぐに始まると思っている保護者の方が多いです。実際は、掛け算は2年生からで、1年生の算数の授業は、算数ブロックなどを並べて数えることから始まります。逆に指先を使って貼ったり、塗ったりすることが多く、指先が不器用な子どもにはシビアな課題です」

 「運動面に関しても、逆上がりは3年生から、水泳もクロールの学習は3年生からです。各学年で学習内容は決められています。入学する前に教科の内容を確認しておくと過剰な不安に駆られることが無くなります」

 小学校生活をスムーズに始められ、生き生きと学習に参加できるよう、体や指先の動きを高める親子遊びに取り組みましょう。

 ――次回から、笹田さんの著書『発達が気になる子の「できる」を増やすからだ遊び』の一部内容を紹介する連載をスタートします。簡単なトレーニング方法なども紹介しますので、ご期待ください。

(文/平野友紀子)

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  『発達が気になる子の「できる」を増やすからだ遊び』
 笹田哲著/小学館

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笹田哲

笹田哲

神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部教授。作業療法士。明治学院大学大学院文学研究科心理学専攻修了、広島大学大学院医学系研究科修了。作業療法と学校・園を数多く訪問して、発達が気になる子どもたちの支援に取り組んできた。NHK特別支援教育番組『ストレッチマンV』番組企画委員も務める。著書多数。

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