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manma 女子大生が結婚出産に前向きな社会に

子育て・教育

manma 女子大生が結婚出産に前向きな社会に

(上)子育て中の家庭を訪問する「家族留学」を展開。イマドキの女子大生の問題意識、結婚観とは?

就職、転職、独立、そして、結婚、出産、育児……女性の人生はいくつものライフイベントによって彩られ、同時に多くの迷いも生まれるもの。様々な分野で活躍する女性から、「人生時計」をキーワードに人生の転機とその決断のポイント、充実したライフ&ワークのために大切にしている価値観を聞く連載企画。今回は、現役女子大生の立場から「安心して母親になれる社会」を目指す活動を行っている団体「manma」のメンバーに登場いただきます。代表して話を伺ったのは、慶應義塾大学3年の新居日南恵さんです。

女子大生が安心して母になれる社会をつくる

日経DUAL編集部(以下、DUAL) 年齢を3で割った数字を時計の時刻に見立てる「人生時計」という軸で、各界でご活躍の女性の方々にインタビューをしています。前回にご登場いただいたメイクアップアーティストの小林照子さんの場合はなんと「深夜2時」でしたが、現役女子大生の新居さんは朝7時!

 これからやっと1日の活動が始まるというタイミングですが、すでに精力的なご活動をされていますね。まず、「manma」の活動内容について教えていただけますか?

新居日南恵さん(以下、敬称略) 私たちの活動に興味を持っていただいてありがとうございます。「manma」は「いまの女子大生が安心して母になれる社会をつくる」というコンセプトで、私が大学1年生だった秋に始めた団体です。同じ課題意識を持った友人2人と一緒に、2014年1月から本格的に活動をスタートしました。

 具体的な活動内容としては、当初は現役ワーキングマザーを招いて話を聞くお茶会を企画したり、ベネッセコーポレーションなど企業と組んでのワークショップを開催したりしてきました。でも、1年続けた時点で「仕事と子育ての両立のリアルをもっと知る仕組みが必要」と企画を練り直して、今は「家族留学」というプログラムを中心に進めています。

 「家族留学」というのは、未就学のお子さんを育てながら働いている女性の家庭を訪問して、半日~1日同行させていただくもの。平日であれば、仕事を終えてから保育園のお迎えから寝かしつけまでの時間を一緒に過ごさせていただきます。あらかじめ女子大生の目線でワーキングマザーの先輩に聞いてみたい質問を準備していき、実際の生活を見せていただきながら話をしていただくんです。

DUAL この連載企画の第2回にご登場いただいた堀江敦子さんがやっているスリールの活動にとても近いですね。「仕事と家庭の両立を具体的にプランするための機会創出」というのを、女子大生の立場からやっていらっしゃるんですね。

新居 はい。実はスリールのことは、manmaを始めてから知ったのですが、堀江さんにもお会いして「目指すゴールは同じだから一緒に頑張りましょう」と激励の言葉をいただきました。私たちの場合は、女子大生発信という点と、1日単位で気軽に参加できるという点が特徴になるかと思います。

 フェイスブックを観て「私もやってみたい」と参加してくる子が多いですね。家族留学は始めて半年ほどですが、登録してくれた学生数は150人ほど、協力家庭は100家庭くらいになりました。関西や仙台からわざわざ首都圏に出てきて家族留学に参加する例も出てきたので、今では関西・北海道・高知でも受け入れ家庭を募って、現地の学生が参加できる体制を整えました。

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