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ファミリー・サポートを活用した、働く環境の作り方

【後編】地域密着型の良さを実感できる、小回りの利いた支援内容が魅力

全国の自治体が行っているファミリー・サポート事業は、子育て中の家庭が安心して子どもを育てる環境をつくるための手助けとして代表的なもの。「知ってはいるけれど、どう利用すればいいのか分からない」――、そんなママやパパに向けて、少しでも安心感を抱いてもらえるよう、「ANA 管理職ママCA『ファミサポさんに感謝』」「ファミサポ 共働きの子育てを支える67歳ばあば」を掲載してきました。後編では、新宿区社会福祉協議会・新宿区ファミリー・サポート・センターの山口千代子さんを取材。新宿区の事例や、自分に合った提供会員の見つけ方、良い信頼関係を築くためのコミュニケーションの取り方についてアドバイスをいただきました。

新宿の提供会員は約350人、定期的な利用者は756人


画像はイメージです

日経DUAL編集部 新宿区では何人くらいの利用会員が登録しているのでしょうか?

山口さん(以下、敬称略) 新宿区在住の人を中心に、1年で約660人が新規に登録しています。

―― 提供会員の登録状況はいかがでしょう?

山口 新宿区在住の人を中心に、国の基準に基づいたカリキュラムで構成された4日間の講習(計24時間)を受けることを前提に、提供会員として登録してもらっています。新規の登録者数は平成26年度は33人で、登録者数全体は約350人となっています。

―― 利用会員のほうが多いのですね。

山口 数字上では確かにそうですね。新宿区での利用会員は現在、トータルで2878人ですが、実際のところ定期的に利用しているのはそのうちの26.2%で、756人です。

―― 「登録しても、利用者からの需要に提供会員が追い付かないのでは?」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、そう聞くとハードルが下がりますね。

山口 実は「家族の転勤による区外への引っ越し」や「安心のために登録したが、結局、利用しなくても何とかなった」という人なども少なくなく、退会する人も多いんです。ちなみに新宿区では平成26年度で約500人が退会しました。

 それ以外にも、最後の利用から2年間、依頼のなかった利用会員のママやパパにも退会のお伺いを立てています。具体的には年度末をめどに、各家庭に継続の意思があるかどうかを確認する旨の書類を郵送しており、その際「利用の必要がなくなった」という返事が来た人、または返事のない人にはご退会いただいています。

 これらの退会者数を差し引くと、1年当たりの純粋な新規会員は160人です。

―― 次に、新宿区ファミリー・サポート・センター事業の活動実績について教えてください。

山口 平成26年度の活動件数は、2万704件、平成25年度は約1万8864件、平成24年度は約1万7112件でした。これらに実際、提供会員全体の6割の人が対応しています。

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