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全国の児童館と学童の職員が一堂に会すイベント

児童館と学童の切っても切れない関係は、今後どうなっていくのか?

児童館と学童を考えるイベント、第14回「全国児童館・児童クラブ大会」のダイジェストをお伝えします。

全国の児童館と学童の職員が一堂に会すイベントとは?


閉館前のこどもの城(東京都渋谷区)にて開催

 多くの子育て世代に惜しまれつつも、2015年初めに閉館された国立の児童館「国立総合児童センターこどもの城」。そのこどもの城が閉館する前の2日間、全国の児童館や放課後児童クラブ(以下、学童と表記)の職員が集うイベント「全国児童館・児童クラブ大会」が開催された。

 この大会は、児童館や学童を支援する「児童健全育成推進財団」が同財団内に事務局を構えて主催するイベントで、2015年で14回目を数える。これまで全国様々な場所で開催されてきた。子どもの育ちや子育ての現状を共有するとともに、児童の健全な育成の推進するためのネットワークづくりが目的となっている。

 各自治体で、放課後児童対策や子育て支援事業が多様化し、児童館の役割の見直しや再編といった動きがある中で、改めて子どもの居場所や遊びなどについて研究や協議を進め、これからの子ども・子育て支援のあり方を考えていくというイベントだ。

 子育て中の共働き世帯にとって、学童というのは大きな役割を担ってくれるものだ。それぞれの地域の子ども達に居場所や遊びを提供し続ける児童館には、学童が併設されているパターンが多い。つまり、児童館と放課後児童クラブ(学童)は切っても切れない関係なのである。

 このイベントにはそんな児童館と学童の全国の職員が一堂に会した。大会初日は児童館や学童の指導員の中でも、特に経験豊富な「児童健全育成指導士」の資格を持つ人達がキーノートスピーチ(基調提起)を行った後、それぞれの分科会に分かれて、研究協議を行った。2日目は、東京都内の児童館や学童の職員が遊びを提供。多くの子連れ家族が訪れた。

 初日は、「こどもの城児童合唱団」による歌とともに開会した。その後、児童健全育成指導士の資格を持つ14人が登壇。「子どもの居場所はいま~児童館・児童クラブ緊急レポート~」と題し、2015年4月からの「子ども・子育て支援新制度」や「放課後子ども総合プラン」が、子ども達の育ちに与える影響について語った。


児童健全育成指導士が提起した

 そんな中、児童館や学童はどうあるべきなのかといった存在意義を問い直す、あるいは問題点や課題などについてキーノートスピーチ(基調提起)が行われた。

 その後、昼休憩を挟み、このキーノートスピーチのテーマに沿った分科会が行われた。今回取材したのは、分科会「子どもの放課後が変わる?~放課後子ども総合プランを検証する~」。

 協議内容は、タイトルそのものズバリ。放課後子ども総合プランによって、子どもの放課後がどう変わるのか。「学童と子供教室の共存」「おやつについて」「指導員の葛藤」「学校との違いやギアチェンジ」といったテーマごとに分かれて、熱心な討議が行われた。

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