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家事育児は9割自分 愛知で奮闘する3児の起業ママ

「仕事も育児も必要だから“真ん中”で行く」と決めた日

生まれ育った愛知県岡崎市で、中小企業支援を続ける高嶋舞さんは3児の母。名古屋大学在学中から地元を盛り上げるために奔走し、「地域の人の事業の売り上げを支援することこそ、地域を本質的に支援することにつながる」と確信。私生活では、5歳、3歳、1歳の娘3人を育てながら、岡崎ビジネスサポートセンター「OKa-Biz」副センター長、株式会社やろまい取締役副社長として、起業支援やコンサルティングの仕事を続けています。バリキャリでもゆるきゃりでもない、働く母の姿を地方で実現している、高嶋さんのインタビューです。

インタビューを動画でご覧いただけます(3分18秒)

生まれ育った街の地域活性化のため、“働く母親”をしている理由

藤村 地方再生の大切さを頭では分かっていながらも、実際は都市部で働いている夫婦が多いというのが現状ですが、高嶋さんは「地元のために働きたい」という気持ちをいつごろからお持ちだったのでしょうか? どういう経緯で今の仕事をするようになったのか、とても興味があります。

高嶋さん(以下、敬称略) 私は愛知県岡崎市で生まれ育ち、名古屋大学へと進学しました。大学在学中に「地域活性化に貢献したい」と思って、大学生が始めたお祭りの実行委員をしていました。これぞ町おこしだと夢中になり、そのままその団体に就職したのがすべての始まりです。

 ただ、そこで5年ほど取り組む中で、地域の方がどんなに熱い思いを持って動いても、なかなかうまくつながりが広がっていかないという現状を目の当たりにし、「お祭りという舞台を用意するだけでは地域活性化に貢献できない」と感じました。もう少し踏み込んで、何かお手伝いできることはないだろうかと思い始めたのです。

 とはいえ、ビジネスについては全くの素人だったので、大学生がアイデアを出して中小企業を支援するインターンをしたり、中小企業支援の第一人者の方のところで1カ月間、“修行”しました。

 その中小企業支援の第一人者の方の元には、1時間ほどの相談をするために1日に10人ほどの方々が集まってきました。その1時間の間に相談者さんの顔がパッと変わる瞬間があるんです。そして、「やってみます!」と笑顔で帰っていく。「あ、私に欠けていたのはこれかもしれない」と感じました。

 地域で何かしたいと考えている人が、どんどん挑戦していく。その後押しができたら素晴らしいなと思って、7年前に起業し、チャレンジしたい中小企業さんや小規模事業主さんのご相談に応じていくという仕事をしています。


高嶋舞さん

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