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米国で子どもが親離れする意外なタイミングとは?

子育て・教育

米国で子どもが親離れする意外なタイミングとは?

お小遣いがなくてもアメリカの子ども達が困らない理由

 米国での生活が20年を超え、看護師として働きながら2人の子どもを育てるクローニン真木さんが教えてくれる等身大のアメリカDUAL生活。今回のテーマは「親離れ」。子どもがどこかに行くときは必ず親がついていないといけない米国で、親離れのタイミングは非常に分かりやすくやってきます。それはどんなときなのでしょうか。

アメリカ家庭にはお小遣いがない?

 クローニン真木の長女は今、日本でいうところの高校2年生。この秋から近くのメキシコ料理のレストランでアルバイトを始めました。

 長女はどちらかというと、天然のおっとり系。部屋の散らかし具合を見る限り、自分の身の回りのこともあまり得意でない彼女が、接客なんてできるのだろうかと、母の心には一抹の不安がよぎったのですが、友達の紹介で面接に行き、なぜか採用となりました。数カ月経っても、まだクビになっていないところを見ると、一応ちゃんと仕事をこなしているようです。彼女も自分で自由になるお金が手に入るようになり、ちょっとうれしいらしい。

 そういえば、クローニン家では長女にも次女にも、今まで月のお小遣いというのを渡したことがありません。そして、それについて娘達から文句を言われたこともありませんでした。考えてみるとアメリカの家庭では「月のお小遣い制度」というのは、あまり浸透していない習慣のようです。なんでだろう?

 クローニン真木が子どものころは、毎月決められたお小遣いを貰っていました。確か小学校1年からです。忘れもしません、最初の金額は「1年生だから100円」で、それから学年が1つ上がるたびに100円の値上げでした。初めてもらうお小遣い。自分で好きに使っていいお小遣い。ワクワクものでしたが、今振り返ると、その当時の物価から考えても、100円(掛ける学年数)って、あまり多くなかったような……。

 実際、小学校6年のときに担任の先生がアンケートで月のお小遣いを児童に聞き、その結果がプリントで配られました。そのとき初めて、自分の600円だった月のお小遣いがクラスメートの中でも一番少ないという衝撃の事実を知ることに(笑)。

 もちろん、そのプリントを手にして母親に値上げ交渉を試みました。聞き入れてもらえませんでしたけど。母強し。

 何はともあれ、もらったお小遣いをどう使っていたのかを思い返してみると、確か自分一人や友達とお店に行って、お菓子やジュースを買ったような。あとは『なかよし』『りぼん』『花とゆめ』といった漫画雑誌の購入代にお小遣いを使っていましたっけ。

 と、ここまで思い返して、ふと気がつきました。アメリカの子ども達になぜお小遣い制度が浸透していないのか……。


今回のテーマとは関係ないですが(笑)、みなさんのクリスマスはいかがでした? 写真はとあるお宅の前庭。一見なんでもないおうちなんですが、クリスマスの前になると、ものすごい量の飾りが並ぶ名物です。夜になると、さらに空気で膨らませてライトアップするタイプのも並びます(汗)。見るからに手作りの飾りもあったりして、気合いを感じます

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