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小島慶子 月1フライト生活で父の仕事を思い出す

子育て・教育

小島慶子 月1フライト生活で父の仕事を思い出す

親の教育投資は、望んだような形で実を結ぶとは限らない。でも、子はそれなりに感謝するもの!

 息子たちの長期留学のため、オーストラリアのパースに一家で引っ越してからもうすぐ2年が経つ。私は東京で3~4週間一人で働いては、パースに3~4週間戻るという「フライ・イン、フライ・アウト」マザーをやっているのだが、そういうとみなさん「飛行機での往復、大変ですねえ」と言ってくれる。

 とはいえ、月に一度決まった往復をするだけの私は気楽なものだ。海外との仕事で忙しい人は月に2度も3度もフライトがあるだろうし、行けば行ったで大事な商談があったり長い会議があったりするのだろうから、家族に会うために行き来する私とは違う。

毎月1度のフライトで当時の父母の暮らしを思い出す

 「日本に来るときは、番組が渡航費を出してくれるんですか」ともよく聞かれる。残念ながら、三顧の礼で迎えられる大物女優ならともかく、単なる出稼ぎタレントの私は当然自腹である。

毎度エコノミークラスで早目に予約しては地道にマイレージを貯め、たまのアップグレードでエア貴族気分を味わう。だから、ビジネスクラスでちょっとすかしたビジネスマンを見ると「こちとら自腹で貯めたマイレージじゃ。会社が出してくれるあんたにはこの嬉しさはわかるまい!」と思ったりもする。だが、そういう私も日本が経済大国だった頃の商社マンの娘だ。父はビジネスクラスで出張していた。

 父の大変さが今ようやくわかった気もするのだ。

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