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日経DUAL

ママならではのマーケティング ヨガ教室で成功

【ママの本気起業特集(1)】大阪→宮崎→鹿児島へと移住。自宅でママ向けの「ヨガ教室」をオープン

「今までのキャリアを生かせば、フリーで仕事をしたり、起業したりすることだって夢ではないかもしれない……」。そんなDUAL読者の“夢”にお応えするため、「ママ起業」を特集します。実際に会社員から起業という選択をした4人のママを取材しました。今回は「都会から地方に戻って起業した」パターンに焦点を当てます。専門家から、ママが地方で起業するときの注意点も詳しく教えてもらいます。初回の今回は、大阪の企業でキャリアを積んだ後、マリンスポーツに魅了されて九州に移住。ヨガインストラクターとして起業を果たしたママにフォーカスします。

【“地方起業ママ”になる掟・特集】
第1回 「ママならではのマーケティング ヨガ教室で成功」 ←今回はココ
第2回 「沖縄に移住 両立の方法を見出したコンサル・ママ」
第3回 「東京から岩手へ 夢を語って人を動かす起業家ママ」
第4回 「 『人の役に立ちたい』と静岡で起業 離婚して東京へ」
第5回 「男性は“戦う起業”、ママは“育む起業”」


鹿児島在住の夫と結婚。自宅新築のタイミングで、ヨガ教室「おうちスタイル ヨガソレイユ」を始めた、ヨガインストラクターの小倉玲奈さん

 鹿児島市の中心街から高速道路を通って約20分。山の中に立つ一軒家で「ヨガ教室」が開かれています。全クラス「子ども連れOK」とあって、受講生の多くは幼い子を連れたママ達。150~200組の母子が定期的に通ってくる人気教室です。

 教室を主宰し、インストラクターを務めるのは、小倉玲奈さん(33歳)。4歳と5歳の子どもを持つママです。兵庫県に生まれ、大阪の大学を卒業後、医療系商社のマーケティング部門に3年間勤務。サーフィンを目的に宮崎県を訪れ「ここに住む!」と決意し、移住後もできる仕事を探り始めました。そのころ、出合ったのがヨガ。「ヨガを伝える」という道に魅力を感じた小倉さんは、ヨガインストラクターの資格を取得。2009年、宮崎県への移住を実現しました。

 移住直後は、ジュエリーショップの広報職として勤務しながら、ヨガの学びを深めていきました。間もなく、鹿児島在住の男性と出会い、結婚。鹿児島に移り、長女、続いて長男を出産した2年後、自宅の新築を機にヨガ教室「おうちスタイル ヨガソレイユ」をオープンしたのです。

「子連れOK」「無料駐車場あり」でママのニーズをつかむ

 当初はヨガインストラクターとしてスタジオに勤務しようとしていた小倉さん。しかし、当時、子どもはまだ1歳と2歳。通勤するためには、保育園に預ける必要があります。それなら、「自宅」で開講したらどうか? 元・マーケティング職である小倉さんの勘が働きました。

 「私と同じように、子どもが小さいから教室に通えない人もいるはず。だから、子ども連れでヨガができる場所を提供すれば、きっと喜ばれると思いました。自宅は山の中なので、どのみち市街地に住むOLさん向きではありません。『子どもを連れて車で来られる』『街中の教室より低料金』をメリットとして打ち出したんです」

 読みは大当たり。育児中のママのニーズにはまり、受講生が急増し、中には車で1時間かけて通ってくる人もいるそうです。

 小倉さんのレッスンは5~6人の少人数制。一人ひとりの体に触れ、その人の体格・体力に合わせてきめ細かく指導します。プライベートレッスンでは、その人が望むペースや目的に合わせ、柔軟にプログラムを組みます。それが評判を呼び、クチコミでも受講生が集まっています。

 ママ達が通ってくるのは昼間のみ。これは小倉さんにとっても好都合です。子ども達が幼稚園に行っている間にレッスンを行い、夕方以降はずっと子どもと一緒に過ごすことができるというわけです。


ヨガ教室の開講を前提に、自宅リビングを設計(写真協力/(株)シンケン)

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