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UBS 「働く親」という共通項で社員をつなげる

【UBSグループ/上】「親コネクト」では、1年を通して、社員がボランティアで活動。キーワードは「役割分担」

スイスに本拠地を置く世界最大級の金融グループ・UBS。その日本拠点では、「ダイバーシティー&インクルージョン」(多様性を尊重し、個々人の能力を最大限に発揮できる企業文化を形成する)の推進のため、日本独自の取り組みが行われている。

取り組みの一つとして、育児中の社員の支援を目的に設けられたのが「親コネクト(Oya-Connect)」。子どもを持つ社員が交流や情報交換を行うためのネットワークだ。その活動内容や意義について、UBS証券にインタビューを行うとともに、メンバーが集まるセッションの現場をのぞかせていただいた。

<UBSグループ> 

UBS(正式名称:UBSグループAG)はスイスに本拠を置き、50カ国余で金融サービスを提供する世界最大級の金融グループ。日本では1960年代半ばに営業拠点を開設。現在、UBS証券株式会社、UBS銀行東京支店、UBSアセット・マネジメント株式会社の3法人を通じて、法人・機関投資家および個人(富裕層向けUBSウェルス・マネジメント)のお客様向けに様々な金融商品とサービスを提供する。

法人・部署・職務の枠を超え、「親」としての課題を共有


UBS証券常務執行役員・株式本部長・マネージングディレクターで、親コネクト・キャプテンの高久宗史さん

 日本のUBSグループで「親コネクト」が発足したのは10年以上前に遡る。

 「仲の良い社員同士やチームであっても、家族について突っ込んだ話まではなかなかしづらいものです。そこで、部署や職種、役職の垣根を越え、『子どもを育てている』という共通項を持った社員のネットワークが組織されました。育児の悩みは多くの人に共通しています。このネットワークの存在によって、社内で育児の『先輩』にいつでも相談できるという安心感につながっています」

 こう語るのは、UBS証券株式会社・常務執行役員・株式本部長・マネージングディレクターの高久宗史さん。1歳・3歳の2児の父であり、親コネクトを率いるキャプテン的存在だ。

 高久さんと共に親コネクトの様々なイベントを取り仕切るのが、ダイバーシティー推進を担当するエグゼクティブディレクター・堀久美子さん。ネットワークで話題に上っていることやアンケート調査などから育児中の社員が抱えている課題をつかみ、解決の機会を提供する。例えば、テーマに基づいてメンバー同士が情報交換するセッションを定期的に開催している。

 「テーマとして選んでいるのは、育児や生活にすぐに役立つもの。他の人がしている方法やアイデアを取り入れることで、日々のパフォーマンス向上につながるようなものです。これまでには『タイムマネジメント』『時短料理』『子どものしつけ』などのテーマを取り上げました。『子どもの急病で早退しなければならないときなどの、上司やチームとのコミュニケーション』なんてテーマもありましたね」(堀さん)

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