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眞鍋かをり 仕事人vs 母の自分が戦っている

子育て・教育

眞鍋かをり 仕事人vs 母の自分が戦っている

【新連載スタート!】 産後2カ月半で仕事復帰。最初のハードルは新たに芽生えた感情

 若い頃から仕事が大好きだった私としては、子どもを産んでからも当然、すぐにフルパワーで仕事をするものだろうと考えていました。政治家が少子化対策として育休や時短勤務の充実なんかを掲げても、「いやいやいや、産んで休みたいんじゃないんだよ! 預けてガンガン働きたいんだよ! 育休や時短より預け先の充実が必要じゃないの?」と、生意気にも思っていましたし。

 ところが…子どもを産んでからの私はとにかく育児に夢中。頭の中は「子育てだけをしていたい!」に180度変化していました

 子どもを産む前後でこんなに考え方が変わってしまうなんて、自分でもビックリです。それでも、また仕事をしてみようと思ったのは、特番のMCというやりがいあるオファーをいただいたことと、何よりお世話になっている方たちの期待に応えたい気持ちがあったから。

 お話をいただいたときは正直不安しかありませんでしたが、こんな自分でも求めてくれる人がいるのはありがたくて、「よし、とりあえずやってみよう!」と腹を決めました。

 なんとか無事に仕事を終えて帰宅したときには、「最初のハードルを越えた」うれしさがふつふつと湧いてきて、少しだけ自信がついたのを覚えています。

「預け先問題」の前に新米ママが越えないといけないこと

 復帰の第一歩を踏み出してみて、強く感じたことがひとつ。それは、産後の女性が仕事をするために、子どもの預け先や職場の環境など現実的なハードルはいくつもあるけれど、実は「母になってはじめて抱く気持ちに折り合いをつける」っていうのも、けっこう大きなハードルなんじゃないかなあ、ってこと。なんていうかこう、仕事人としての自分と母としての自分が、「内なる戦い」を繰り広げている感じがするんですよねぇ。

 折り合い…まだ、ちゃんとついてないなぁ。産後4カ月たった今でも、バリバリと仕事をこなせるほどの自信はありません。子育てをすればするほど子どもがかわいくて仕方なくなり、ひとときも離れたくないという気持ちになってしまう。

 現在はマネジャーさんと相談して様子を見ながら、ちょっとずつお仕事をさせてもらっている状況です。体力面でも気持ちの面でも、自信を持って両立できるようになるには、もう少し時間がかかりそうです。

 それにしても…いろんなハードルを少しずつ越えていくことで、母というのは強くなるのかもしれないですね。私はまだまだ新米のヘタレママですが、今回からDUALで連載をさせていただけることになり、こうして久々に数千字の原稿を書いたのも、大きな大きな一歩です。

 パソコンの前にじっくり座って書く余裕なんてないので、寝ている子どもを右手で抱きつつ、左手にiPhoneを持ってテキストアプリを使うワザも体得いたしました。これだと時間がかかって仕方ないですが、育児の合間にがんばって書いていきます。次回からも読んでいただけると嬉しいです。よろしく。


わが子の顔と見比べようと引っ張り出してみた写真。およそ35年前…6カ月頃の私です。うーん、似ているような、似ていないような

眞鍋かをり

眞鍋かをり

1980年生まれ。愛媛県出身。横浜国立大学卒業。大学在学中からタレント活動を始める。飾らない言葉で日常をつづったブログが話題となり、「元祖・ブログの女王」と呼ばれる。バラエティー出演をはじめ、ニュース番組のコメンテイターやMC、執筆などマルチに活躍中。2015年に結婚、同年10月に第一子を出産した。著書に、『世界をひとりで歩いてみた――女30にして旅に目覚める』『眞鍋かをりの世界ひとり旅手帖』(ともに祥伝社)ほか。眞鍋かをりオフィシャルブログ http://blog.livedoor.jp/kaworimanabe/

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