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女性管理職が怖かったら、続く社員は出てこない

サイバーエージェントの藤田晋社長と出世ママ、若手女性社員の本音座談会(下)「上の人には、憧れの対象になってもらいたい」

 インターネット市場の中で成長を続けるサイバーエージェント。女性としても輝いていて、かつ仕事でも活躍している女性社員は「キラキラ女子」と呼ばれています。そんな「キラキラ女子」が年齢を重ね、結婚・出産をしたら会社に居場所はあるのでしょうか!?

 そこで今回、日経DUALの羽生編集長が代表取締役社長の藤田晋さんに直撃! 「出世ママ」代表として石田裕子さん、若手女性社員代表として中出恵利花さんにも集まってもらい、サイバーエージェントで働く女性の本音にタブー抜きで迫りました。

■前編はこちら→ サイバー藤田社長、おばさんになっても働いていい?

業績が傾いている会社ほど、悪循環に陥りやすい

日経DUAL羽生編集長 サイバーエージェントには実はママ社員が100人もいるとのこと。前編を参照)。ママが増えるということは、イコール産休・育休に入る社員が増えるということ。それでも現場は回っているのでしょうか?

藤田 会社は人員に多少余裕がないと回りません。規模もそれなりに大きくなったので、人事が部署横断で育休に入ったりしたときの人員を補充しています。仕事よりも何よりも、子どもができたことが素晴らしい、お祝いしよう、という企業文化もありますね。

石田 女性は「え!(子どもできたの)」みたいな反応があると傷つくじゃないですか。そういうのは一切ないですね。

―― サイバーエージェントは独特の福利厚生を充実させていますね。(参考記事「女性社員支援に『マカロン』導入、妊活休暇も」産休・育休はもちろん、女性特有の体調不良の際に取得できる休暇「エフ休」、不妊治療中の女性社員が取得できる「妊活休暇」、子どもの看護時に在宅勤務ができる「キッズ在宅」、子どもの学校行事などで取得できる「キッズデイ休暇」など、福利厚生のデパートのよう。


藤田 晋(ふじた すすむ) 株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長。1973年福井県生まれ。大学卒業後、人材会社勤務を経て98年にサイバーエージェント設立、代表取締役社長に就任。2000年に当時史上最年少の26歳で東証マザーズ上場後、2014年には東証一部へ上場。著書に「起業家」「渋谷ではたらく社長の告白」など。私生活では1児の父。

藤田 そうですね、標準的な制度は整っていると思いますね。思うのは、当然といえば当然ですが経営的に余裕のある会社は、様々な制度などを作ることがしやすく好循環にあること。みんなが安心して一生懸命働けるので、さらに好循環に入っていく。けれど、業績が傾いて悪循環に入っている会社は「この忙しいのに産休に入って」となってしまう。すると中にいる社員も会社に不満を持つようになり、全体に悪影響が大きくなっちゃうんですよね。

―― 今、経営的に余裕がない企業だってもちろんあります。そんなとき、悪循環から逆回転させるためにはトップはどうすればいいのでしょうか?

藤田 短期的ではなく、長い目で見ると、きちんと制度を整えたほうが僕はプラスになると思います。人員をギリギリで回していても、結局悪循環に陥ります。

―― 現在独身でいらっしゃる中出さんは、ママばっかり制度があってずるい、と感じたりすることはないんですか?

中出 今使えないからといって、不公平感は感じないです。逆に、今後自分にもそういうときが訪れたら使える、という安心感になりますね。

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