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子育て・教育

転園先の新設保育園は窓も開けられず外で遊べず

わが家の保育園転園物語(下)保育士が頻繁に退職…保育に不安で幼稚園転園決意

 40代で子どもを授かり、2歳児クラスまでの認可保育園→認証保育園→5歳児クラスまでの新設の認可保育園と転園し、今は幼稚園に子どもを通わせている青山珠子さん。夫婦で制作会社を営むワーママである青山さんの「転園記」を上下2回でお届けします。

 前回は1月生まれの長女が杉並区での充実した保育園生活の後、2歳児クラスの半ばで大田区の認証保育園に転園するまでの経緯をお伝えしました。今回は、就学前まで通える新設の認可保育施設に転園してからのお話です。青山さんが入園早々、転園を考えるようになった理由とは?

◆こちらの記事もあわせてお読みください
(上)共働き夫婦の4歳娘が3回の転園で幼稚園に入るまで

 杉並区から大田区に引っ越し、認証のB保育園に入ってから7カ月。卒園した娘が次に入園したのは、C保育園だった。

 その春、近隣に新設の認可保育園が3園できたが、保育内容は申し込み時点ではほとんど分からなかった(もしかしたら私の調査不足だったのかもしれないのだが…)ので、どこがいいのか選びようがなかった。

 本当は新居から一番近く歴史もあるT保育園に入れるのが理想だったが、3歳児クラスは1名程度しか募集枠がなく、「(加点の多い)両親がフルタイムで働き、認証園に通っていて、きょうだいがT保育園に通っている子ども」が1人いれば、その時点でわが子はアウト! 大ばくちでT園にするか、内容は分からないが15名募集の新設園・C園にするかかなり悩んだが、娘の行き場がなくなることが何より怖かったので、より可能性の高いC園を第一希望に、他の2つの新設園を、近い方から第二、第三希望にした。

 実は、幼稚園に行かせることもギリギリまで検討していて、近くの園に願書も出したのだが、11月の考査日直後に20万円近い入園金を払わなければならないことがネックになり、面接には行かなかった。幼稚園に入園すれば入園金の大半は区から補てんされる。しかし保育園に通えることになると、入園金は戻らず補てんも受けられない。そして、保育園の結果が分かるのは翌年2月…。

 幼稚園に願書を出してからの数日間は悩みに悩み抜いたが、結局、幼稚園の道は断念し、保育園に入園できることに賭けた。ただ、近隣に新設園が3つもできなければ、涙をのんで無駄金に終わるかもしれない入園金を払っていたと思う。C保育園で知り合った保護者の中には、やはり同じように迷った末、幼稚園に入園金を払ったという人もいた。

大田区の新設の認可園、C保育園に転園!4カ月で担任2人が辞める!?

 そうして、C保育園への転園が決まった。C保育園は株式会社が運営する新設園で、娘達が一期生となる。入園後も給食室がまだ完成していないなど、新設園ならではの大変さがうかがえるスタートだった。しばらくは連絡帳の置き場所などのこまごましたことから、送り迎えの方法までが度々変わるなど試行錯誤が続き、立ち上げ期ならではの先生方も苦労しているのが分かった。

 スタッフのチームワークもまだまだこれからという感じで、ショックだったのは、あるクラスの担任が、4カ月の間に2人立て続けに辞めてしまったことだ。幸い、3人目の先生が明るく良い先生で定着してくれたが、そのクラスの保護者たちはかなり不安だったことだろう。新設園の場合、保育士の頻繁な入れ替わりは珍しくないようで、すぐ近くの新設園に子どもを通わせていた知人からも、フェードアウトしてしまった保育士の話を聞いた。

 新設ラッシュで各保育園が保育士達を奪い合うような状況の中、慢性的な人手不足にも悩まされていたようで、保育士達が園長に新スタッフの補充を訴えている場面を目撃した父母もいた。掃除まで手が回らないのか朝から室内にホコリが舞っているのも気になっていたら、見かねた父母からの提案で、年少以上のクラスでは、教育も兼ねて自分達で雑巾掛けをさせるようにしたこともあった。

 そんなこんなであれこれと足りないところはあったが、時間が経つうちに収まるところへ収まり、気にならなくなる類いのことも多かった。だがわが家にとって変わらぬ心配は、外遊びの少なさと、窓を開けられないことだった。

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