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みなみ佳菜 6歳のときに「装いのチカラ」を実感

(上)パーソナルスタイリストとして活躍するみなみさんが日々の仕事の中で大切にしていること、仕事を通じて実現しようとしている思いとは

就職、転職、独立、そして、結婚、出産、育児……女性の人生はいくつものライフイベントによって彩られ、同時に多くの迷いも生まれるもの。社会の第一線で活躍する女性から、人生の転機とその決断のポイント、充実したライフ&ワークのために大切にしている価値観を聞く連載企画。今回は、パーソナルスタイリストとして活躍するみなみ佳菜さんに登場いただきます。「自分らしく働く」をキーワードに、みなみさんが日々の仕事の中で大切にしていること、仕事を通じて実現しようとしている思いを、日経DUAL編集長の羽生祥子がインタビューします。

目指しているのは、毎日の生活で活きる“持続性のある輝き”

羽生編集長(以下、羽生) みなみさんは日経DUALの連載(ワーママの即効★おしゃれ術)や記事企画でも、ちょっとした工夫でワーママがキラッと輝くワザを惜しみなく教えてくださっていますね。今日はこれまでじっくりとご紹介することがなかったみなみさんご自身のキャリア&ライフについて伺わせてください。まず、「パーソナルスタイリスト」という職業について、あらためて教えていただけますか?

みなみさん(以下、敬称略) パーソナルスタイリストとは、皆さんがファッション誌などでよく見聞きしている「スタイリスト」、いわゆるメディアスタイリストさんとは役割が違います。

羽生 モデルや女優のような磨き上げられた肉体と顔を持つ方が「写真を撮られる」「テレビに映る」といった“一瞬の輝き”を高めるのをお手伝いするのがメディアスタイリストさんなんですよね。一方で、みなみさんのようなパーソナルスタイリストさんが対象としているのはごくごく一般の人。実際、5月に出されたばかりのご本に掲載されているビフォー&アフターの実例写真を拝見しても、ホッとするほど普通の方ばかりで「私もすぐに実践できそう!」と勇気づけられる読者は多かったと思います。

みなみ ありがとうございます。はい、私はどんな方からご依頼があっても、その方がより一層輝くご提案をできる自信がありますし、そうあろうと努力をしています。お客さまも5歳のお受験対応から70代のシニアまで幅広い年齢の方がいらっしゃいます。一般の方というのは“一瞬の被写体”ではないので、毎日の生活で活きる“持続性のある輝き”を目指しています。

服を変えただけで、面白いキャラだった本来の私をみんなが思い出してくれた

羽生 パーソナルスタイリストを目指したきっかけは?

みなみ 原点としては、6歳のときの体験までさかのぼります。私はもともと面白いことを言って皆を笑わせるのが好きな、ひょうきんな子どもでした。6歳の時に両親が離婚することになり、私は母についていくことになりました。母は仕事で忙しく留守がちになり、次第に育児放棄に近い状況に。家の中はめちゃくちゃに荒れて、テーブルの上に「パン代」として置かれた1000円札で空腹を満たす日々でした。

 そんな状況なので、着るものにも気が全く回らず、ボロボロの服を身につけ、友だちにからかわれていたんです。ある日、「元気出さな!」と思い立った私は、パン代のお金をつかんで近所の商店街で一枚のTシャツを買うんです。今もブランドとして百貨店で見かけるのですが、当時流行っていた「EAST BOY」の黄色と白のボーダーシャツ。それを着て公園に行ってみると、ワッと友だちが集まってきたんです。「何それ、かわいいやーん」「どこで買うたん?」。私もうれしくなって、「色違いもあったで。〇〇ちゃんにはピンクが似合いそうやったで」なんてやりとりをして。

 服を変えただけで、面白いキャラだった本来の私をみんなが思い出してくれたんです。当時の私はほとんど無口になって言葉さえ失っている状況でしたが、このとき、「本来の性格と着る服がピタッとはまると、何も言わなくても周りが自分の魅力に気づいてくれるんだ」と実感できたんです。

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