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日経DUAL

岸谷香 10年ぶりの新譜アルバムに詰め込んだ思い

「付き合ってください!」「OK!」って言われたときくらいの幸せ感

今、考えていることや思っていることを感じてもらえたらうれしいな

 5月にアルバム『PIECE of BRIGHT』を出しました! アルバムを出すのは10年ぶり。といっても、10年前のアルバムは、制作過程すべてを自分で手掛けていたわけではなかったんですね。子どもたちも小さかったから、編曲とかお任せできるところはお任せしていて。でも今回は、最終的に全部自分でやったという充実感! そういう意味では、プリプリ解散後のソロアルバム以来、20年近くぶりの新譜って感じでした。

 そう、「新譜」。

 私にとって、現役のアーティストというのは「今、音楽をやっている人」。まさに今、考えていることや思っていることを音楽にして発信することが、現役アーティストとしての誠実な姿だと思っています。

 ここ数年は、また音楽を始めてはいたけれど、なかなか「現役!」という実感が足りていなかったのも事実ですね。

 というわけで今回はしっかり現役モードでアルバムの制作を始めたわけですが、子育てしている間に、書きためていた詞や曲もあったので、それを引っ張り出して並べてみたりもしました。なんというか「悪くないんだけど、ちょっと違うなー」、自分自身がそう感じたりして。4年も5年も前に作った曲って、どこか“かび臭い感じ”がしちゃったりするんですよね。その曲を作ったときの衝動も薄れてきちゃっているし、自分はそこで歌われている場所にはもういないし……っていう意味でね。

 これってなんでしょうね? “モードが違う”っていうか。曲のアイディアはよくても、お母さんモードのときに書いた曲って、どこか衝動が長続きしてないんですよね。思いに没頭しきれない、どこか力尽きている印象でした。やっぱり、気持ちが子育てにもっていかれていたからでしょうね。

 というわけで、新しく曲をたくさん作ってみました。アルバム「PIECE OF BRIGHT」の中では、シングル『DREAM』と『Romantic Warriors』以外の10曲は、すべてここ1~2年で書いたものです。

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