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小池百合子都知事 保育士の確保に本気で取り組む

小池百合子都知事DUAL独占インタビュー(2)待機児童数の多い東京都で「保育士不足」が顕著。医療的ケア児を育てる家庭への対策は?

一度やると決めたら態度をコロコロと変えてはいけない

駒崎 なるほど。国が実行を決めた報酬上げ幅が2%ですが、これは月に換算して6000円程度です。なかなか財政的に厳しい面もあるとは思いますが、知事としては来年度の通常予算に向けて本腰を入れていこうとしている。そういう理解でよろしいでしょうか?

小池 そうですね。同時に、保育士の確保に本気で取り組むのだという姿勢を示すことも重要です。一度やると決めたら態度をコロコロと変えてはいけないと思っているんです。支援の有無が状況に左右されてしまっては、結局は不安感を募らせてしまうだけですので。お一人お一人それぞれに人生の計画もあるでしょうから、ライフプランを描くうえで「保育士という安定した仕事」という条件設定が組み込めるように予算等々練っていこうと思っています。

駒崎 分かりました。小池知事は女性初の都知事として多くの女性達から支持を受けています。一方で、都知事選中に出ていた不安要素の一つとして、「発達障害は親の愛情不足」と信奉する「親学」に国会議員時代に関わられていた、という指摘がありました。この真偽についてはいかがでしょうか。

小池 関わっていないんです。

駒崎 関わっていないんですね。

小池 ええ。一度だけ誘われて講演を聴きに行ったことはありますが、ちょっと私の考えとは方向性が違うと考えて、以降は何も関わっていません。それだけなんです。育休の延長プランのキャッチフレーズになった「3年間抱っこし放題」にも違和感を抱いていました。

駒崎 なるほど。

小池 もちろん。親が安心してわが子を育てられる環境づくりは大切ですし、子育ての基本は親が担うものだと思っています。区域によっては「0歳児は預からない」と決めているところもあるようですが、私は働くお母さんがいつでも安心して働ける環境づくりを重視したいと思っています。“安心”というのは経済面と制度面、両方あるのだと思います。ということで、「親学」のことを聞かれても、私は「よく知らない」としか言いようがないんです。

駒崎 ご本人の口から伺えてよかったです。

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小池百合子都知事DUAL独占インタビュー

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