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新津春子 「清掃に女性はいらない」と言われ奮起

“世界一”のカリスマ清掃員・新津春子の仕事術 物事を前向きに捉え、モチベーションをアップ

 17歳で来日して以後、25年以上清掃の仕事を続けている新津春子さん。羽田空港が2013年、2014年、2016年と「世界一清潔な空港」に選出された功労者の一人として活躍し、現在は約500人いる清掃員のリーダーを務めています。

 新津さんの生き方や仕事への姿勢などを紹介したテレビ番組が大きな話題に。その後も新津さんが執筆・監修した本がヒットしたり、講演会に引っ張りだこになったりと、大忙しの日々を送っています。

 今回、そんな新津さんにDUALもインタビュー。清掃の仕事へのプロ意識が生まれるまでの道のりや、指導する立場となった現在について、話を伺いました。

17歳で来日、高校に通いながら生活のために清掃の仕事を開始


新津春子 1970年、中国瀋陽生まれ。17歳で来日、家計を助けるため高校に通いながら清掃の仕事に従事する。日本空港テクノ株式会社に入社後、全国ビルクリーニング技能競技会で最年少優勝。羽田空港の清掃を中心に手がけ、同空港が2013年、2014年、2016年と「世界一清潔な空港」に選出された功労者のひとりとして活躍中。2015年4月からは「環境マイスター」として、技術指導や知識伝達を中心とし、後輩の育成にあたる。現在約500人いる清掃員のリーダー

 中国の瀋陽に生まれ育った新津さん。小さいころは内面的な子どもで、人との付き合いや話をするのが苦手だったそう。

 「2歳年上の姉がいて、食事作りや掃除をはじめすべての家事をやっていました。姉がしっかりし過ぎた分、私は何もせず、日本に来て一人暮らしするまでハンカチを洗ったこともありませんでした

 きょうだい3人いる中で自分だけふくよかで力があったため、家族から男の子扱いされることもしばしば。買い物に行くときは荷物持ち担当でした。バドミントン、ビリヤード、砲丸投げ、卓球など体を動かすことも好きで、体力は自然とついてきたといいます。

 17歳で来日、生活のために始めたのが清掃の仕事でした。

 「小さい会社で清掃のアルバイトを始めました。高校に通いながらだったので、学校がない朝と夜、そして夏休みや冬休みなど、複数の会社に所属しながら1日3カ所ほど清掃。当時は、仕事をすればお金をもらえる、この仕事を覚えれば次の仕事がまた回ってくる、そうすれば長く働ける、ということしか頭にありませんでした」

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