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「共働き子育てしやすい企業&街2016」表彰式

【共働き子育てしやすい企業ランキング特集】(2)上位の企業3社と2自治体のキーパーソンが集結。熱のこもったスピーチの嵐

10年以上前から「子育てしやすい街」を重要課題に

 そして、「共働き子育てしやすい街グランプリ2016」の東京編グランプリであり、総合でも1位となった東京都新宿区の子ども家庭部長・吉村晴美さんが登壇されました。

吉村さん 新宿区は日本一の乗降客を誇る新宿駅周辺や歌舞伎町、新宿駅西口の高層ビル街といったイメージがおありかと思いますが、実は土地利用の50%が住宅なんです。私達は10年以上前から「子育てしやすい街」というテーマを最重要課題として取り組んできました。そして「次世代育成調査」という調査を行った結果、10年前と比較すると、子育てしやすいと感じている保護者の割合が2倍、3倍と増えてきていることが分かっています。区民の皆さんにも一定の評価を得ているのだと自負しており、生まれる子どもの数も平成8年には1600人だったものが、平成27年には2600人以上となっています。

 また、「新宿区ワーク・ライフ・バランス推進優良企業表彰」という取り組みも行っており、私自身が子育て真っ最中だったときと比べると法制度も整ってきていると思います。

 一方、では、男性が家事・育児をするのが当たり前になったかというと、まだそうはなっていないという実感もあります。今回の受賞を「この分野で新宿区にリーダーシップを取ってほしい」という応援メッセージだと受け止め、今後も取り組みをブラッシュアップしていきたいと思います。


右が、「共働き子育てしやすい街グランプリ2016」の東京編グランプリであり、総合でも1位となった東京都新宿区の子ども家庭部長・吉村晴美さん

平成26年度から30億円を子育て支援に回してきた

 引き続き、東京を除く全国編で1位となった浦安市・市長、松崎秀樹さんが登壇されました。

松崎さん 浦安市では平成26年度から財政調整基金から30億円を子育て支援に回し、できることなら何でもやろうという姿勢で取り組んできました。一般に子育て支援というと、妊娠から出産を言うと思うのですが、私達は平成23年2月から出会いの場からサポートをしています。この11月にも男女90人ずつを集め、婚活イベントを開催しました。自治体が主催しているという信頼度もあり、カップル誕生の確率は40.7%という高さです。次回は総合の部でグランプリをいただけるようにますます力を入れていきたいと思います。


右が、東京を除く全国編で1位となった浦安市・市長、松崎秀樹さん


後列右から2人目は今回調査の審査員の一人、東レ経営研究所・上席コンサルタント/NPO法人ファザーリング・ジャパン理事の塚越学さん。左端は、日経BP社取締役・橋野宏之

 引き続き、シンポジウムが開催されました。パネラーは、サントリーホールディングスの人事本部ダイバーシティ推進室・室長・弥富洋子さん、新宿区の吉村さん、浦安市長の松崎さんに加えて、東レ経営研究所の上席シニアコンサルタント・塚越学さん。モデレーターは日経DUAL編集長の羽生祥子が務めました。

 シンポジウムの詳細や、各受賞企業の細かい評価ポイントを紹介するリポート、自治体首長へのインタビューは、今後、日経DUALの記事としてじっくり、たっぷりお伝えしていきます。どうぞご注目ください!


シンポジウムのパネリストの皆さん。左から、サントリーホールディングスのダイバーシティ推進室室長・弥富洋子さん、新宿区の吉村さん、浦安市の松崎さん、東レ経営研究所の塚越学さん。今後掲載するリポート記事に乞うご期待!

この記事の関連URL
厚生労働省「イクメンプロジェクト」 https://ikumen-project.mhlw.go.jp/
育児・介護休業法改正 http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/pdf/ikuji_h28_06.pdf
新宿区次世代育成支援に関する調査結果 http://www.city.shinjuku.lg.jp/kodomo/file03_07_00012.html
新宿区ワーク・ライフ・バランス推進優良企業 http://www.city.shinjuku.lg.jp/kusei/danjo01_002123.html

(取材・文/日経DUAL編集部 小田舞子、撮影/花井智子)

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