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未就学児OK 絵本原作の作品で親子歌舞伎デビュー

子連れならそれぞれの特徴と良さを生かした席選びを。子どもはセリフ運びや歌に大笑い、ママはラストシーンで大号泣

 6歳の男の子と3歳の女の子を育てるデュアラーママでタレントの安田美香さんが、東京・歌舞伎座で上演中の『あらしのよるに』へ、親子で行ってきました。子ども達にとっても、安田さんにとっても初めての親子観劇。臨場感たっぷりのリポートをお届けします!

歌舞伎座は実は、子連れに優しい場所

 「歌舞伎は子どもも観劇可」って、知っていますか?

 私はてっきり、「歌舞伎は400年以上続く日本の古典芸能。まさか小さな子どもを連れていくなんてできないんだろうな…」と思っていました。ところが、歌舞伎の観劇には年齢制限はないんだそう!もちろん周りのお客さんに配慮し、子どもが声を立てたり泣いたりしたときはロビーにて休むのが観劇マナーですが、「ぜひお子さんにも歌舞伎を見てほしい」という子連れに優しい場所なんです。

 それを知ったきっかけは、現在、東京・歌舞伎座で上演されている『あらしのよるに』。

 原作はなんと絵本!1994年の発表以来、シリーズ累計300万部を超えるベストセラーとなっている絵本『あらしのよるに』が原作です。「食うか食われるか?」という捕食関係にあり、本来であれば敵同士に当たる、狼の「がぶ」と山羊の「めい」が、嵐の夜に出会い友情を深めていくという感動の物語です。


『あらしのよるに』きむらゆういち・作/あべ弘士・絵/講談社

 最初は一巻だけで終わるつもりだったそうなのですが、読者からの反響が大きかったため続編が書き続けられ、10年間で全7巻を出版。さらに小学校の教科書に採用されてテレビで放送されたり、映画化されたりと広がっていき、昨年ついに新作歌舞伎として京都・南座で初演。大きな反響を呼び、今月早くも歌舞伎座で再演に至りました。“絵本が歌舞伎になるのは初めて”のことで、新たな挑戦をして作り上げた画期的な作品となっています。 

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