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家族旅行は、子どもの「トラブル免疫力」を育てる場

テロ事件や強盗から家族を守るために覚えておきたいポイントとは

子どもが犯罪被害に遭わないために親が知っておくべき知識について、地域の安全や犯罪予防を研究する小宮信夫立正大学教授が、実際の事件や事故を基に検証しながら解説する連載。今回は、年末年始に家族旅行に出掛けるデュアラーのために、事件に巻き込まれないためのポイントについて、小宮教授にお話を伺いました。

旅は人生のシミュレーション

――年末年始、旅行に出掛けるデュアラーは多いと思います。

 昔から日本のことわざで「かわいい子には旅をさせよ」といいますね。旅をすれば、日常では体験できない様々な経験をします。その中には、楽しいこともあれば、困ったこともある。人生と、よく似ています。いわば「旅は人生のシミュレーション」。人生で経験する様々なトラブルに対処できる能力を育てたいのであれば、旅行は絶好の練習の場になります。お子さんのためを思うのであれば、ぜひ積極的に旅行を経験させてください

――海外旅行に行かれる方もいるかと思いますが、国内旅行と海外旅行でリスクの差はありますか?

 今の世の中、どの国も安全ではありません。それは日本も同じこと。国内だから安全、海外だから危険ということはありません。

 ですが、グローバルな視点で見ると「日本人は危機意識が低い」ということは言えるでしょう。浅田次郎さんの旅行エッセイに、こういったことが書かれていました。「何か持ち物がなくなったとき、どこかに忘れたと思うのが日本人、盗まれたと思うのが外国人」。この日本人特有の無防備ゆえ、海外では格好のカモになります。海外旅行に行くときは、特に周囲に気を配る必要があるということを肝に銘じておきましょう。

――海外旅行に行く際、特に気を付けるべきことはありますか。

 色々ありますが、今一番注目されているのはテロ事件。一般に危険と言われている地域ではなくても、テロ被害に遭う可能性はあるため、しっかり対策しておく必要があります。

 もうひとつは、盗難被害。日本人の観光客は無防備だと思われているため、カモとして狙われやすい。カモにならないためにはどうすればいいかということも、覚えておく必要があります。

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「怪しい人に気をつけて」では子どもは守れない!小宮信夫の防犯・安全教室

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