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葛恵子 反抗期の子どもたちにキッチンでアドバイス

子育て・教育

葛恵子 反抗期の子どもたちにキッチンでアドバイス

一つひとつ自分で考え歩き始めようとする中学生、複雑だけれど心はとてもきれい

 娘の友達のお母さんから頼まれて、料理と併せて社会に出ても困らないマナーを教えようと、クッキングプロデューサーの葛恵子さんが気軽な気持ちで始めた料理教室「リトルレディーズ」。前回「“キッチン教育”をおすすめします!」で葛さんは、子どもたちと接するうちに、料理のスキルを教えること以上に子どもたちの心が育つのを見守ることが大事だと気づいたといいます。今回は、キッチンで聞こえてくる反抗期の子どもたちの本音と、葛さんのさりげないアドバイスについて聞きます。

キッチンでの振る舞いで親子の関係や成長が見えてくる

 子どもたちはお互いにものすごく気を使うので、基本的には自分の分を自分で作って自分で食べるという完結型です。スープなどはみんなで味見して決めますが、メニューは基本的に子どもが自分の分(行事の際はお母さんの分も)を各自作れるようなものにしています。

 そうすると、何が大変ってどのお肉が誰のお肉か分からなくなること。お肉やお魚に名札を付けたいくらいです。

 目印にニンジンの切れ端を上に置いておいても、焼いているうちにツルンって落ちてしまってさあ大変!「私のじゃない」って。「これがあなたのよ」って言っても、「だって目印のニンジンがないもん」って。それを納得させるのが大変です(笑)。

 自分の分とお母さんの分を作っている様子で、子どもたちが今、成長のどのあたりにいるのかなっていうのが分かります。反抗期前の小学5年生くらいまでは、上手にできたほうをママにあげて、うまくいかなかったほうが自分なの。それが、中学に入るころから、「きれいにできたのが私、こっちは崩れちゃったからお母さんでいいや」なんて言い出します。そして中学3年生とか高校生くらいになるとまた余裕が出てきて、お母さんにきれいなほうをちゃんとあげるのよ。

 そんなふうに、キッチンで見ていると、今のその子の成長具合がよく分かります。


ジュニアクラス(年長さん)の様子。年齢に合わせた料理を教える

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