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お金のプランニングは人生設計そのもの。ますます重要になるお金と投資の基礎知識

産業の新陳代謝が活発なアメリカ

中桐 なるほど。アメリカが成長を続けられる理由について、先生はどうお考えですか?

石毛 様々な理由がありますが、移民により世界中の優れた人が集まり、しかもイノベーションが起きやすい社会であることが大きいと思います。自由な社会、誰でも豊かになれる社会だからです。だから、産業の新陳代謝が活発で、ITやバイオばかりでなく、時代の先端を行く企業が次々に生まれています。現在のアメリカの株高をけん引しているFANG(ファング)とよばれるフェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、グーグル(アルファベット)が分かりやすい例ですが、これらはすべて、80年代には存在していない会社ばかりです。

中桐 たしかに、NYダウの30社のうち当初から変わらない銘柄はGE1社のみですからね。一方で日本の銘柄はほとんど入れ替わらない

石毛 まさにその違いが象徴的ですね。

中桐 日本にいながらでもアメリカの成長企業に投資することはできるので、日本株だけにこだわる必要はない。このメリットはうまく活用した方がよさそうですね。

石毛 そう思います。とはいえ、日本株全体に悲観的になるのも行き過ぎです。個別に見れば成長している企業はいくつもあります。また、何といっても自国市場で自国企業に投資する安心感もあります。専門家のアドバイスを得てしっかりと成長企業を見極めていきたいですね。

資産形成は自分のためだけじゃない。社会貢献にもなる

石毛 資本主義の最大のメリットは、活力を生むことです。働く動機は人によって様々ですが、資本主義の仕組みの中ではどんな動機であっても自らの工夫と努力で働くことで資産が増え、豊かな暮らしを実現できる。誰でも成功すれば豊かになれるチャンスがある社会です。この活力をうまく産業発展のエネルギーに転換できるかどうかが、今後の日本の成長のカギになるはずです。そのための規制改革や労働力の確保など、なすべきことは少なくありません。

中桐 個人レベルで考えると、私たちが働いて給料をもらい、その給料の一部を自分が応援したい、もしくは成長が期待できそうな企業に投資すれば、その資金でさらなるイノベーションが生まれて投資先の企業の業績もよくなり、私たちの資産も増えていく。こういうサイクルが生まれていきますね。

石毛 そうした好循環が生まれると素晴らしいと思います。私がぜひ若い皆さんに伝えたいのは、「自分の資産形成は社会貢献にもなる」ということです。投資を通じて個人が豊かになることは決してエゴイスティックなことではなく、自立した社会人を増やし、お金を社会に回し、その経済効果から生まれる恩恵を多くの人に及ぼす効果が期待されるからです。このことは、資本主義社会を活力ある健全な社会に保つには、自分の資産を増やし、その資産を社会に還元していくように、努めなければならないということでもあります。それができるのは豊かになれた人ですから、豊かな人ほど、他者のためになろう、自分より社会を優先しよう、という利他の精神、公共心が求められるわけです。逆に、「私はお金に興味がありません」と何もしないのは、一見、清貧を尊ぶ美しい精神なようですが、実はエゴイスティックであるとも言えます。

中桐 自分で稼いだお金を社会に回す役割は、昔は銀行が担っていたんですよね。20年前の、銀行預金にしっかりと金利が付いていた時代には、銀行に給料を預けさえすれば勝手に社会還元され、自然と個人の現金資産も増えていった。超低金利時代の今はそうはなりませんので、投資信託などで世界の成長企業や新興国に投資することで個人は資産を増やしていくしかない。でも、これも資本主義ならではのメリットの享受であるということですね。

石毛 その通りですね。お金の増やし方、社会への還元の仕方にも、さまざまな選択肢が生まれる。自由な経済活動を基軸とする資本主義だからこそです。私たちにとって、勤労や投資を通じて自分も社会も豊かになれることが資本主義の最大の魅力です。働くことや財やサービスの購入(消費)だけではなく、資産形成でも社会の一員としての役割を果たせることを皆さんに知ってほしいと思います。

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