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パパと息子が夢中になった「ビリー・エリオット」

子育て・教育

パパと息子が夢中になった「ビリー・エリオット」

ミュージカル版「リトル・ダンサー」で気付かされた“子どもの力”

 4歳と7歳の子どもを育てるデュアラーママでアナウンサーの安田美香さんが、子どもと一緒にお出かけして「また行きたい!」と思うイベントや場所をリポートするこの連載。第6回は、今、東京は赤坂ACTシアターで上演されているミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」に、お出かけした模様をリポートします。

少年ビリーのひたむきな姿が涙を誘う

 涙、涙、涙。ミュージカルを観て、こんなに泣いたのは初めてでした。今こうして原稿を書いて思い出すだけでも、胸の奥がジーンとあたたかくなります。東京・赤坂ACTシアターで上演されているミュージカル「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」を観劇してきました。

 なぜこんなに涙が出るのか。それは、主役の少年ビリー・エリオットが“一生懸命”だから。夢に向かってひたむきに頑張る子どもの姿には、本当に胸を打たれます。


撮影:阿部高之

 ミュージカル「ビリー・エリオット」は、2000年に公開された映画「リトル・ダンサー」をもとに作られたミュージカル。様々な映画賞を受賞した「リトル・ダンサー」を舞台でミュージカル化しようと提案したのが、作曲家のエルトン・ジョン氏。演出は、映画「リトル・ダンサー」監督の巨匠、スティーヴン・ダルドリー。同じく映画で脚本を担当したリー・ホールが、脚本・作詞を担当しています。

 ミュージカルとなった「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」は、オリヴィエ賞、トニー賞をはじめ、80以上の演劇賞を受賞。世界中で1200万人が観劇してきた名作です。

 舞台は、1980年代のイングランド。主人公の少年ビリー・エリオットは、とある炭鉱町の父子家庭で育ちます。それまで炭鉱で栄えていた英国政府は、採算の取れない炭鉱を閉鎖。それに対して炭鉱労働者が立ち上がり、大規模なストライキが起こります。

 母を亡くし、厳しい炭鉱夫の父、兄、祖母と暮らすビリーの家は貧しく、ストの影響から閉塞感でいっぱい。そんな中、ビリーはふとしたきっかけからバレエに目覚め、家族に内緒でバレエ教室に通うようになります。

 炭鉱ストが熱を帯びてきたある日、父は、ボクシングに通っていると思っていたビリーが、こっそりバレエ教室に通っていることに気づき、「バレエなど男のするものではない!」と激怒。バレエは禁止されましたが、ビリーは密かに通い続けました。やがて、バレエの才能を見出されたビリーは、ロイヤル・バレエ・スクールのオーディションを受けることに。対立する父と息子。

 そんな中、ビリーの亡くなったお母さんが出てくるシーンが度々あり、ビリーを勇気づけてくれます。お母さんからの手紙に私は涙が止まりませんでした。母の息子への愛と、親として子どもに何ができるのかについて、深く考えさせられました。

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