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希少な「完熟しいたけ」を食べに、親子キノコ狩りへ

キノコ狩りと「きのこの家」(上)吉田家にとっての秋は「食欲の秋」! 青梅市の「内沼きのこ園」で子連れキノコ狩りへ

 子連れ旅行には行きたいけれど、子どもも楽しめるお出かけ先が分からない。そもそも泊まりで出かける余裕がない――。

 そんなDUAL世代にピッタリなのが、「半日旅」という旅のスタイル。『東京発 半日旅』(ワニブックス)の筆者で旅行作家の吉田友和さんは、思い立った瞬間にでも出かけて、半日くらいで帰ってこられる、そんなお手軽で気まぐれな旅を「半日旅」と定義しました。この連載は、そこに“子連れ”という要素を加え、DUAL世代もすぐにでも出かけたくなるような旅ルポをご紹介します。

 今回のテーマは「キノコ狩り&『きのこの家』おでかけ」です。

半日旅について語った、吉田さんの過去インタビューはこちら
気ままに楽しむ「東京発“子連れ”半日旅」の魅力
“子連れ半日旅”はハプニングも思い出に

「東京発“子連れ”半日旅」の3箇条
●旅先は子連れで訪れることが可能な場所であること
●夕食は自宅で取ることができるくらいのスケジュール感であること
●テーマパークなど人が多く集まる場所は基本的には行かないこと

どうせ狩るならおいしいキノコを狩りたい!

 10月になった。芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋など、様々な表現のある秋だが、わが家は断然「食欲の秋」だ。この時期に半日旅をするなら、「おいしいものを食べに行きたい!」という欲求がまず頭に浮かぶ。要するに、食いしん坊なのだ。

 旬の味覚を求めて、まず向かったのが「栗拾い」だった。地面に落ちているものを拾うだけなので、子どもでもできるだろうと甘く見ていたのだが、これが案外難しい。栗はとげとげしたイガに覆われているため、素手では触れず、トングを使って中身を取り出す作業が必要になる。正直、小さな子どもに栗拾いは、いささかハードルが高いと感じた。

 とはいえ、自然に囲まれた栗林の中を散策するだけでも、非日常感があっていい。子どもたちと「大きな栗の木の下で」を歌いながら、楽しい時間を過ごした。自分たちで拾った栗で作った「栗ごはん」のおいしさも格別だ。

旅のきっかけは栗拾いだった

 この体験に味をしめた僕たちは、続いて「キノコ狩り」を計画した。これまた秋の味覚の代表選手と言っていいだろう。キノコならば、栗と違って素手でつかめそうなのも魅力的だった。

 関東近郊に、キノコ狩りができるスポットはいくつかあるが、狙いを定めたのは東京都青梅市にある「内沼きのこ園」である。なぜここにしたかというと、椎茸の原木栽培にこだわっていると聞いたからだ。

 椎茸の栽培方法は、菌床栽培と原木栽培の二種類に分けられる。普段スーパーなどで目にするのは、多くが菌床栽培された椎茸だ。これはおがくずに米ぬかなどを混ぜて人工的に作った培地で育てたもの。一方で原木栽培は、天然の原木を使用することでより自然に近い状態のキノコを栽培できる。手間暇がかかることから栽培量が減少しており、今では希少な栽培方法となっている。

 どうせ狩るなら、おいしいキノコのほうがいい。そんなわけで、きのこ園がある青梅市へと向かったのだった。

今回お邪魔した「内沼きのこ園」
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