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友達と群れて遊ぶことは社会性を育む「心のごはん」

子育て・教育

友達と群れて遊ぶことは社会性を育む「心のごはん」

3~4年生の「ギャングエイジ」に親が気を付けたいこと、勉強が楽しいと分かれば「小4の壁」は超えられる

 「『手助けしてあげてね』だけではだめです。具体的にどういう手助けが必要なのかについては、子どもはまだ分からない。だから、『こういう手助けができるよね』と内容のアドバイスをするのが教師の役割です」

会社と同じで子どもにも根回しが必要!?

 例えば、朗読が上手ではないA君がいるとします。「『このページのここの朗読を授業でA君にあてるから、悪いんだけど、前の休み時間に、この部分を練習させて聞いてあげてくれる?』と事前に班長さんに言っておく。すると、いつもだったらたどたどしく読むA君が、スラスラっとうまく読める。『今日は上手だね』とわざとらしく聞くと『班長さんが聞いてくれた』となる。『すごいね、班長さんさすがだね!』と両方褒める。するとA君だけでなくて、班長さんもうれしい。こういう経験があれば、班長さんも、他人ができたことを喜べる子になってくれますよね」

 「3~4年生になれば、友達のことや自分の立ち位置をみんな理解するようになります。学級を作るためには、会社などと同じで、色々な仕掛けや根回しが必要。『学級経営』ですからね。子どもだから単純明快だろう、怒鳴ればいいだろう、ではなく、子どもに対しても、根回ししたり、下ごしらえしたりしないとダメ。丁寧に子どもたちと関わって、子どもたち全員の底上げをはかるように働きかけをしているかどうか。学級を作る上手下手の差はそこにあると思います」。きょうだいのいる家庭でも参考にできそうな考え方です。

ギャングエイジに家庭で気を付けたいことは?

 気の合う友達だけで固まりたがる「ギャングエイジ」。家庭ではどう対処すべきなのでしょうか。

 「家庭では特にピリピリする必要はないです。グループ化していても、学校では、先生がクラスとしてちゃんとまとめていってくれるはずです。気になるなら、『最近、Bちゃんと遊んでないみたいだけど、どうしたの?』と聞いてみたらどうでしょうか。中学年だと『あいつと気が合わないんだもん』『あいつは今Cくんと仲がいいからなー』などと答えると思います。子どもたちなりに人間関係は色々あります。親は『へー、そうなんだね』と受け止めながら、『でもあんなに仲良かったんだから関わりは切らないようにしとけばいいんじゃない』などと柔らかく言っておくぐらいでいいでしょう」

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