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謝らない子に「ごめんなさい」を強要しない

子育て・教育

謝らない子に「ごめんなさい」を強要しない

「あのときもやってたよね?」「さっきもママ言ったよね?」と、芋づる式に4番目、5番目の怒りを生み出さない

 「イヤイヤ期は誰もが通る道」と頭では分かっていても、何度注意しても同じことを繰り返す子にイライラしたり、つい感情的に怒りすぎてしまったり。寝顔を見ながら夜中に反省……そんな経験をしたパパ・ママもきっとたくさんいることでしょう。この連載では「子どものイヤイヤ期」について、ツイッターが大人気の保育士「てぃ先生」に聞いていきます。今回は「イヤイヤ期の親の気持ちの切り替え」そして「効果的な『怒り』の伝え方」をテーマに、保育士として実際に体験したエピソードを交えて、解説してもらいます!

大声で叱るより、表情、声色で気持ちを伝える

 やってはダメなことを繰り返したときなど、つい大声で叱りつけてしまうこともあるかと思います。ただ、個人的には声の強弱で怒りを伝えるのはあまりおすすめしません。廊下を走る子に「やめなさい!」と大声で怒鳴って、仮にその場で言うことを聞いてくれたとしても、それは単に大声を出されるのが怖いから走るのをやめただけ。「どうして走ってはいけないのか」が伝わらない可能性があります。

 子どもに注意するときは、眉間にしわを寄せたりワントーン声を低くしたりと、表情や声色を普段と変えながら「怒り」を伝えるのが効果的です。「私はあなたに注意をしています」という雰囲気を出しながら、「廊下を走るとお友達にぶつかったり、自分が転んだりして危ないからやめようね」と理由を説明してあげるといいでしょう。大声で「ダメ!」と言うだけでは、解決にはなりません。

 また、大人が声色や表情の変化を見せることは、子どもが人の表情から相手の感情をくみ取るための学習にもなります。「話をしているときに相手の顔が曇った」「毎日会っている人の声が、今日はちょっと違う。もしかして元気がないのかも」というように小さな変化に気づけるようになるのです。

 これは「人の顔色をうかがう」というのとは全く別の話です。大声を出されたくないからとビクビクしていたり、大人の顔をチラチラ見るのは、まさに「人の顔色をうかがう」行動ですが、観察して相手の気持ちを読み取るのは人間関係において大事なことだと思います。

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