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宋美玄 産後のガルル期はホルモンのせい?

授乳をとっくにやめて生理も再開しているのにイライラするのはなぜでしょう。その理由は……

 『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』の著書などで有名な産婦人科医の宋美玄先生。自身も長男・長女の2人の子どもの母として、妊娠・出産を経験し、日々子育てに悩むこともあるという宋先生が、医師として、母として、産後の様々な悩みを持つママやパパの気持ちに寄り添ってアドバイス!

 今回は、産後いつまで経ってもイライラしてしまうという“ガルル期”と産後のホルモンの関係について聞きました。

 産後、赤ちゃんはかわいいけど、その子を守るかのように夫や母など周囲の人の言動にイライラしたり、すぐに頭にきてしまったりする、通称“ガルル期”。この呼称は、赤ちゃんを守る雌犬の様子からきているのでしょう。

 確かにホルモンバランスは産後に大きく変わります。授乳をする人は特に、母乳を促す「プロラクチン」というホルモンが増える一方、「エストロゲン」という女性ホルモンが減少します。このエストロゲンは、授乳中はずっと分泌が抑えられるのですが、その影響で肌が荒れやすくなったり、抜け毛が増えたり、精神的に不安定になったりします。

 ただし、この状態も「授乳していない人」「授乳していて排卵のない人」「授乳していても排卵のある人」という条件により変わり、さらに個人差があります。排卵が戻ると生理も再開し、ホルモンバランスも改善されます。生理再開によってホルモンバランスが整ってくると、精神的にも落ち着くという人も多くいます。

 ですから、授乳をとっくにやめて生理も再開しているのにイライラする、という人はホルモンだけが理由ではないかもしれないですね。

 赤ちゃんがかわいくても、夜中、赤ちゃんをあやすために起きたり、育児のために家事や仕事に支障が出たり、思い通りにいかないことが産後にはたくさんあります。イライラせずに過ごせるほうが珍しいぐらいかも。だからこそ、育児や家事のサポートが必要ですよね。

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