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子どもの「嫌い」「苦手」には躍起にならない

子育て・教育

子どもの「嫌い」「苦手」には躍起にならない

給食で無理やり食べさせられたバナナが生涯のトラウマになることもある

今、世の中には子育てに関する情報があふれ、親は何を基準に子どもを育てていけばよいのか悩みます。「でも、子育てで大事なことはたった一つ。それは子どもに自信を持たせてあげることです」。そう話すのは公立小学校で23年間教壇に立ち、たくさんの子どもたちの成長を見守ってきた教育評論家の親野智可等先生です。

本連載では、そんな親野先生が勧める、親も子もポジティブになれる子育てを紹介していきます。

子どもの好き嫌いをどう受け止めたらいい?

 子どもが好き嫌いなく何でも食べてくれると、親はうれしいものです。そういう子は育てやすいし、周りからもいい子に見えます。でも、人は誰でも好き嫌いがあります。親からすると「そんなわがままは許しません!」と何とか食べさせたくなりますが、私はムリに強制する必要はないと思っています

 ただ、子どもの好き嫌いは、働きかけを工夫することで克服できることもあります。ですから、まずは次の3つを試してみてください。

1 調理の仕方を工夫する
2 親子で食材を育てたり、一緒に調理したりする
3 栄養について書かれた絵本を読んであげたりして啓発する

【調理の仕方を工夫する】

 子どもの好き嫌いは味が苦手だったり、食感が嫌だったりと理由は様々。でも、子どもの好きな味付けにしたり、食べやすいように形を変えてあげたりすることで、食べられるようになることもあります。ある子は生のキャベツが苦手でしたが、千切りの切り方をふわりとなるように変えてみたら、食べられるようになったといいます。たったこれだけのことで、克服する子もいます。

【親子で食材を育てたり、一緒に調理したりする】

 家庭菜園などで一緒に野菜作りをしたり、調理したりすると、「自分が育てた」「自分が調理した」という思いが深まり、食べたいという気持ちに。食べてみたらおいしくて、大好物に変わることもあります。食わず嫌いな子に効く方法です。

【栄養について書かれた絵本を読んであげたりして啓発する】

 お母さんがいくら「栄養があるから食べなさい!」と言っても嫌なものは嫌。でも、絵本やテレビ番組などを通じて、「○○にはこんな栄養がある」「○○が足りないとこんな病気になりやすい」など、子どもがその内容を知ることで、「確かにそうだな」と納得すると、自分から食べるようになることもあります

 まずは、この3つを試してみてください。それで多くの場合は改善します。

 それでも、好き嫌いが直らない場合は・・・・・・。

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