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編集部員が敢行 外国人ワーママに英語インタビュー

【忙しい人限定! 本気のオトナ英語特集】(5)「英語を話すこと」が苦手な部員が、4カ月間ラジオ講座で短期集中独学。果たして成果は?

夫婦での育児や家事への関わり方は平等

―― 夫のサポートはありますか? 日本ではまだまだ多くの父親が十分に家事、育児参加ができていないのですが、それについては母国と比べていかがでしょう。

カリッサ 父親の家事、育児参加の程度については、だいたい同じだと思います。フィリピンでも多くの父親が、おむつの替え方も知りません! ただそれは、ナニーサービスが一般的だからということはありますね。ナニーが家や子どものことをすべてやってくれてしまうので。

 私たち夫婦についていえば、育児、家事への関わり方はとても平等です。夫は来日してからは、フィリピンとの間で投資やオンライン取引など海外からや在宅でもできる仕事をしていて、会社勤めの私より時間の融通が利きます。息子は今、週2日は保育園、もう2日はプリスクールに通っていて、送り迎えは夫がやってくれています。

 ナニーがいないぶん、私たちは子どもとより親密に接することができるし、子どものことも含めて、家庭内のすべてのことに自分たちが関わり、決めることができます。それこそが、今私と夫が日本にいて幸せを感じている大きな理由なんです。ナニーがいることに慣れ過ぎてしまうと、ナニーなしでは外出もできなかったりするんですよ。でも私たちは自分たちだけで、子連れでどこにでも行けます。もちろん時には大変で、疲れることもありますけれど、日本で子育てしていることを誇りに思います。

―― とてもすてきな考え方ですね。最後に、仕事での今後の目標などがあれば聞かせてください。

カリッサ ラックスは、女性のエンパワーメントを代表するような存在になろうとしているので、女性たちを応援する様々な活動を昨年からスタートしました。男女平等の度合いを示すジェンダー・ギャップ指数という指標がありますが、日本は144カ国中114位。給与格差も大きく、世界的にも遅れている国です。でもそのことはあまり知られていません。そこで昨年はアーティストとコラボレーションし、こうした男女平等に関する統計などをモチーフにした作品を展覧会で発表しました。

 現状を認識すれば、おかしいと声を上げ、行動することができます。どうすれば、女性が誰からの強制も受けずに、やりたいことを何でもできるようになるのか。今年はさらに活動を進展させ、NPOとも連携して新たなプロジェクトを計画中です。どんなものになるか、とてもワクワクしています。まだあまり多くはお話しできませんが、近いうちにお披露目できると思います。

【英語インタビューを終えて】

 直前まで緊張と不安だらけだったが、気さくなカリッサさんの人柄に助けられながら、楽しく話を聞くことができた。思っていたより英語を聞き取ることができたのは、カリッサさんが分かりやすく話してくれたところによる部分が大きいが、短期間ながらインプット強化の効果も多少はあったのかな、と思う。

 一方で、反省点は山のようにある。主な質問はある程度事前に準備できるため、話してくれたことに対するコメントや、さらなる質問をその場で返せるかがポイントだと思っていたのだが、そこは自己採点するなら20点くらい。言いたいことはあるものの言い回しが思いつかず、例えば「日本では上司が会社に残っていると部下が帰りにくい」と言おうとしたときは、「if」「boss」「stay」などと文法無視の断片的な単語をつなげて、何とか意図を汲み取ってもらった感じだった。また、後でインタビュー音源を聞き返し、その場では聞き取れなかった話の内容が分かると、的外れなコメントをしてしまったことが発覚。顔から火が出る思いがした……。

 でもこの恥ずかしさを乗り越えないと、きっといつまでも変わらないまま。次はもっとうまく英語インタビューができるようになりたい!という思いが芽生えた。これからも通勤時間のインプット学習を継続しようと思う。

 体当たり英語インタビュー企画に協力してくださったユニリーバ・ジャパンさん、そしてどんな拙い質問にも笑顔で応じてくださったカリッサさん、本当にありがとうございました!

この記事の関連URL
日経DUAL過去記事 「企業から日本を変える ユニリーバ流『WAA』とは」
 https://dual.nikkei.co.jp/article/097/62/

(取材・文/日経DUAL編集部 谷口絵美)

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