放置している「保険」の見直しで大きな差がつく

子どもが何歳になるまで心配? 共働き子育てカップルが必要な保障とは

皆さん、お金の話は得意ですか? 苦手ですか? この連載では「ずっと苦手なまま、ここまで生きてきてしまった!」という「お金ニガテさん」に向けて、「そっからですか!」というところから、ファイナンシャルプランナーでハートマネー代表の氏家祥美さんに、恥を忍んでいろいろ聞きます。

仕事や子育て、家事にてんてこ舞いで、日常を回すのに精いっぱい。苦手意識のあるお金や家計についてじっくり考える時間はなかなか取れない。数字やお金の話は読む気力が起きない。でも、「老後破産」という言葉を見聞きするとドキッとしてしまう――。そんな「お金ニガテさん」も、肩の力を抜いてぜひともお楽しみください。共働きだからこそ、ある程度緩くてもいい。でも、もし今、小さな罪悪感やアンフェア感を抱いたり、共働き生活を「しんどい」と感じていたりするなら、もしかしてお金について考えることが解決の糸口になるかもしれません。

DUAL読者にもきっといますよね! こんな「お金ニガテさん」

・目の前の仕事、家事・育児など「共働きの毎日」をこなすのに必死
・計算や数字が苦手 なるべく数字とは関わらず生きていきたいと思っている
・パートナーとお金についての会話をするのも面倒に感じている
・共働きゆえに「何とかなるんじゃないか」と思っているので家計は把握していない
・「子どもにいろいろな体験をさせたい」と思っているが、どれぐらいお金を使ってよいのかが分からず、たまに罪悪感を感じる
・「老後破産」という言葉を見ると動悸が激しくなる気がする、でもすぐに忘れてしまう

固定費で手を付けやすいのは保険料

―― 前回の記事で、貯蓄するために「固定費を見直してみよう」という話が出ました。

固定費
・住居費(住宅ローンや家賃)
・通信費(携帯など)
・教育費(保育料、習い事含む)
・保険料(掛け捨てのもの)
・水道・光熱費

氏家祥美さん(以下、氏家) そうでしたね。固定費(毎月決まって出ていくお金)で、手を付けやすいのは通信費と保険料です

―― 大きいのは住居費かなと思いますが……。

氏家 住宅ローンの組み換えは、ひと昔前は有効でしたが、近年は低金利が続いているので10年以内に購入した人にはいい提案はなかなか難しいですね。一方、賃貸住まいの人は、家賃の安い場所へ引っ越しする手がありますが、引っ越し費用がかかります。ということで、まずは保険料の話をしましょう。

―― むむむ、でも保険の見直しは、「お金ニガテさん」にはなかなかハードルが高い気がします(やや後ずさり)。

氏家 一度頑張って見直せば、その後、毎月の保険料が下がるので実は大きいのです。

―― 自動引き落としされていると、日常に溶け込んでいて、保険料を払っていることも忘れていたり……。

氏家 「入りっぱなし」という人は一度でいいから見直すことをおすすめします。最近は貯蓄性のよい保険はほとんど見られなくなっていますが、掛け捨ての医療保障や死亡保障については以前より保険料が下がってきています。保険を見直すことで保険料を安くできるかもしれません。掛け捨てで支払い金額は少なくても、自分に合った保障を選べる商品が出ています。

―― へー。そうなんですね。

氏家 固定費が下がるので頑張る価値はあります。「毎月保険料を支払い過ぎていて実は目先が苦しかった」なんて、なんだか本末転倒だと思いませんか。保障は必要最低限で、今を楽しみ、貯蓄したほうがいい気がしませんか。

 また、子どもができて初めて保険について考える共働きカップルも多いと思います。すでに入っているけど、子どもが誕生後も本当にこの保障で大丈夫かなと見直す人もいるでしょう。

子どもが何歳になるまで心配なのか

―― 共働き子育てカップルが必要な保障とはズバリなんでしょうか?

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