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[PR] パパは子どもに「どう遊んでもらうか」考えて

東京は意外と自然がいっぱい。春のおでかけをしてみよう


 東京都が開設した男性の家事・育児参画を応援するウェブサイト「パパズ・スタイル」。厚生労働省が「イクメンプロジェクト」を立ち上げ、家事・育児に積極的な「イクメン」が注目されたのが2010年のこと。それから9年の間に、パパたちを取り巻く状況は大きく変わってきました。必死でこなすうちに、いつの間にかやりがいを見出したパパもいるでしょう。一方で、日々の仕事に追われてなかなかできていないパパもいるかもしれません。

 3月も半ばになり、暖かくなってきたこれからは、子どもとおでかけするベストシーズン。しかし、普段から子どもと遊んでいないパパは、何をして遊べばいいのか、子どもはどんなことに興味があるのかわからないことも多いです。そんなパパが子どもとおでかけする時、心がけるべきこととは? アウトドアプロデューサーの長谷部雅一さんにうかがいました。

東京には、自然と触れ合える多彩な公園が充実

アウトドアプロデューサーの長谷部雅一さんと、6歳の娘さん

 ミュージアムや商業施設、プレイランドやミュージカルなど、様々なおでかけスポットがある東京。しかし暖かくなってくるこれからの時期、せっかくなら外で子どもと遊んでみるのもいいかもしれません。自然が少ないイメージのある東京ですが、アウトドアプロデューサーの長谷部雅一さんによれば「東京には、特徴のある公園がたくさんあります」。

広大な芝生が広がる光が丘公園。春には桜、秋にはイチョウが色づき、季節によっても色んな表情が楽しめる(画像提供:公益財団法人東京都公園協会)
原宿や渋谷からも近い代々木公園。毎週末イベントが開催されているほか、おしゃれなカフェも充実しているエリアだ(画像提供:公益財団法人東京都公園協会)

 「たとえば光が丘公園(練馬区)には広い芝生がありますし、水元公園(葛飾区)では野鳥をたくさん見ることができます。樹木の種類が豊富だったり、自転車の練習ができたりする公園もありますね。他にも、代々木公園(渋谷区)では毎週末のイベントが充実していたり、小金井公園(小金井市)では手ぶらでバーベキューができたりと、遊びの幅も広いです。こうした多彩な公園に行きやすいのは、東京ならではのメリットだと言えるでしょう」

 観察会のようなアウトドアイベントも、探してみると色んな公園で開催されているもの。こうした公園やイベントの情報は東京都公園協会の「公園へ行こう!」にまとめられているので、まずは自分の街にある公園をチェックしてみるのがオススメです。

パパに知識は必要なし。遊びながら「0.5歩だけ先を見せる」

 ただ、これまであまり子どもと休日を過ごしたことがないパパの場合は、いきなり公園に行くといっても何をすれば良いか戸惑ってしまう人もいるかもしれません。しかし、長谷部さんは「自然がある場所に子どもと出かけてみると、絶対に何か楽しいことが起きるもの。そういう気持ちでとりあえず行ってみると、しっかり遊べることが多い」と話します。また、「まずは外で一緒にお弁当を食べるところからはじめてみては」とも提案してくれました。

 「気になっていたお店で昼ご飯をテイクアウトして、シートを敷いて子どもと一緒に公園で食べてみる。そうすると、お父さん自身も春の陽気の中で心地よく過ごせますよね。自分自身も楽しみを持つことが、まったくおでかけをしない状態から抜け出すはじめの一歩です」

 そうしてご飯を食べたあとは、子どもと遊ぶ時間。この時、子どもと遊んだ経験の少ないパパは「“どう遊んであげようか”ではなく、“どう遊んでもらおうか”と考えるのが大切」なのだそう。

 「こちらが何か遊びを提案しないといけないと気負ってしまいますが、むしろ子どもにリードしてもらえば、その子が今一番興味のある遊びが自然に展開されるはずです。その上で、何かを集めはじめたら『いくつあるんだろう?』と数の遊びにする、花を探しはじめたら『何色なんだろう?』と色の遊びにする。子どもの遊びに乗りながら、0.5歩だけ先を見せるのが、大人の良い関わり方だと思います」

川原に座り、ごつごつした石の感触や水の冷たさを感じることも、子どもにとっては発見。そこから新しい遊びが見つかることも

 また、虫や草花に詳しい必要もないと話します。

 「公園で虫や植物と触れ合って遊ぶというと、詳しくないからと苦手意識を感じる人もいます。しかし、子どもはお父さんに自然解説をしてほしいわけではありません。むしろ『わからないから一緒に調べよう』というスタンスのほうが大切。わからなければ写真を撮っておいて、帰り道に図鑑を買って調べてみれば良いんです。そうすれば、自宅での遊びにも繋げることができます」

公園遊びの必勝アイテム 「虫眼鏡」で視線を集中

 さらに、こうした公園遊びをより楽しむために持っていくと良いアイテムを教えてもらいました。それは、「虫眼鏡」「スーパーの袋」「スケッチブック」の3つです。

 「虫眼鏡は何かを拡大するというより、視線を集中させることで何かを発見しやすくするツール。春先は動植物の動きが活発になる時期なので、虫眼鏡で地面をじっくり観察するだけでも面白いでしょう。スーパーの袋は、摘んでいい草花を集めたり、水を運んだりするのに使えます。スケッチブックは何か図を描いたり、スケッチをしたりするのに使えます。これら3つを基本アイテムにしながら、特に虫が好きなら捕虫網と虫かご、植物が好きなら図鑑など、子どもの興味に合わせて道具を増やしていくといいですね」

 これらはどれも100円ショップなどでも揃うアイテム。自分の分と子どもの分、それぞれ持っていくとより遊びが広がります。

「見てー!」と何度も叫ぶのは、父子の距離が遠いから

 長谷部さんによれば、子どもと一緒に遊ぶ時は「子どもと同じ目線のプレーヤーになることが大切」。子どもが遊んでいる横で、お父さんはスマホをずっと見ているというケースも多いそう。これでは、子どもは一緒に遊んでいるという気持ちにはなりません。

近くで同じ体験をすることで、子どもと同じ気持ちを共有できる。何かに夢中になっている表情も、そばにいるからこそ見られるもの

 「子どもが『見てー!』と何度も叫ぶのは、見てほしいものがあるからだけではなく、距離が遠いから。もしすぐそばで一緒に遊んでいれば、子どもが見てほしいものにお父さんが先に気付けるかもしれません。子どもがジャンプしたら、その場所で一緒に自分もジャンプしてみる。そういう気持ちで遊んでみると、子どもが何を感じているかがわかるはずです」

 毎日新しい体験と出合い、変わり続ける子ども。一緒におでかけして遊ぶことは、その子どもの姿を誰よりも近くで見ることでもあります。さらに、パパが子どもと一緒に遊ぶことで、日ごろ家事・育児を頑張っているママがリフレッシュできるかもしれません。パパも子どもと遊んでみる、家事を手伝ってみる……新しい季節、パパも新しい一歩を踏み出してみませんか。

 東京都の「パパズ・スタイル」では、そんなパパの家事・育児参画を応援する記事が充実。ぜひ、あわせて読んでみてください。

(取材・文/小沼理[かみゆ])

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