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「ダイアログ・イン・サイレンス」を親子で体験

子育て・教育

「ダイアログ・イン・サイレンス」を親子で体験

「聞こえない」を体験することで言葉の壁を超えたコミュニケーションを得るイベントに親子で参加

 4歳と8歳の子どもを育てるデュアラーママでアナウンサーの安田美香さんが、子どもと一緒にお出かけして「また行きたい!」と思うイベントや場所をリポートするこの連載。今回は、東京・新宿で開催中のイベント「ダイアログ・イン・サイレンス」に親子でお出かけした模様をリポートします。

イラスト 岡山進矢

“音のない世界”での対話を体験するイベント

 「ダイアログ・イン・サイレンス」というエンターテインメントをご存じでしょうか?

 音のない世界で言葉の壁を超えた“対話”を楽しむもので、聴覚障害を持つ方にアテンドしてもらいながら、無音状態で様々な体験をします。昨年日本で初開催され、話題を呼びましたが、わが家はチケットが取れず断念。今年また「ダイアログ・イン・サイレンス ~静けさの中の対話~」というイベントが開催されることになり、満を持して小学2年生の息子とお出かけしてみました!

 「ダイアログ・イン・サイレンス」は、ドイツの哲学博士、アンドレアス・ハイネッケ氏によって発案されました。1998年にドイツで初開催されて以降、フランス、イスラエル、メキシコ、トルコ、中国など世界で100万人以上が体験しています。

 日本では昨夏に初めて開催され、約3500人が体験。2回目となる今年は、新宿LUMINE 0 (ルミネゼロ)で開催されています。「NEWoMan(ニュウマン)新宿」の5階にあり、JR新宿駅から直結しているので、雨の日の子連れでのお出かけにも便利です。高速バスの発着所「バスタ新宿」のエスカレーターで5Fへ上がることもできます。

息子 ママ、このポスター、ふしぎだね。口に指をあてて「しぃー、しずかに」ってしてるのに、「おしゃべりしよう」って書いてあるよ。

 会場の受付に貼られているポスターを見て、不思議顔の息子。確かに、“口をつぐんでおしゃべりしよう”とは、矛盾しているようにも思えます。一体、どんなイベントなのでしょうか。

 体験時間は約90分間。体験スペース内には荷物を持ち込むことができないため、コインロッカーに預けます。ただし、最後のスペースのみ写真撮影が可能なため、カメラやスマホなどを服のポケットに入れていくことは可能です(電源は切っておくこと)。ウエストポーチの貸し出しもあります(無料)。

 小学生以上から参加可能で、私が体験した回には、親子連れが3組参加していました。各回定員12人で1グループを組み、1グループに1人、聴覚に障害を持つ方がアテンドとしてついてくれます。「ダイアログ・イン・サイレンス」のアテンドスタッフは24人。ドイツで開発されたアテンドとしての研修を3カ月間にわたって受け、さらに1週間の現場研修を積んだ、“音のない世界のプロフェッショナル”です。

 今回アテンドしてくださったのは、カリンさん。小学生のときに片耳の聴覚を失い、中学生のときにもう片方の耳の聴覚を失ったというカリンさんは、現在18歳のお子さんを育てるママさんです。

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