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ママ業は子が18歳まで、仕事は一生続けたい

子育て・教育

ママ業は子が18歳まで、仕事は一生続けたい

高柳友子さん(下)無認可保育園、シッター…子育てを社会化 「仕事は家庭に持ち込む」娘が見る母の背中

土地探しに奔走、訓練センター開所

 普及に尽くしていた介助犬の仕事も、転機がありました。友子さんは1997年に情報を提供する機関を始め、身体障害者補助犬法の成立に手を尽くしました。縁あって2004年、「日本介助犬協会」の事務局長になりました。JA共済の支援を得て、介助犬の育成を手掛けたいと動き出したものの、賃貸の事務所はバリアフリーではありません。

 「賃貸物件の活動に限界を感じて施設の建設を考え、愛知県に持ち掛けると協力的でした。移転と施設建設には職員からも様々な意見があり、大変でしたが、行政に日参して介助犬の理解を求め、進んだと思ったら地元の反対にあって。犬の安全性や介助犬への必要性を地道に説明して理解を求めました」

 愛知県や東海地方の各県、日本自転車振興会(当時)、個人の寄付など各所から資金が集まり、現在の長久手市に「介助犬総合訓練センター ~シンシアの丘~」の建設が決定。理解ある設計士や建設会社に出会い、2009年に開所しました。

 友子さん一家は2007年、長女の小学校入学を機に名古屋へ引っ越していました。センターの開設や運営は、とても忙しいですが、娘たちは一緒に普及イベントに参加し、母の仕事を理解しています。

 「いつ休んでいるのって聞かれますが、逆に何が休み?って思います。仕事がなければ家事をしていますから。家族が喜ぶ顔を見るのがうれしいので、自分磨きとか1人が好きとかいう気持ちは分かりませんね。仕事でも、できるだけ人と話したいし、素敵な人と出会いたいです」

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