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街中の「すみだ水族館」 目指すは公園のくつろぎ感

子育て・教育

街中の「すみだ水族館」 目指すは公園のくつろぎ感

すみだ水族館&京都水族館、オリックス水族館社長インタビュー(上)コミュニティ創造へのチャレンジ

 こんにちは。旅行ジャーナリストの村田和子です。今回の旅育裏側探検隊は、東京スカイツリータウン内に2012年5月にオープンし、旅育に通じるユニークな取り組みも実施し人気の「すみだ水族館」にフォーカスします。同じく2012年、京都・梅小路公園内にオープンした「京都水族館」とともに、運営するのはオリックス水族館株式会社。従来の水族館とは一線を画す「コミュニティ」がテーマの水族館の魅力はもちろん、立ち上げ経緯やその裏側まで、オリックス水族館株式会社代表取締役の三坂伸也さんに伺いました。新しい事業の着眼点やヒントが満載のお話を、2回にわたってお届けします。

まさか責任者になるとは思ってもいなかった

オリックス水族館株式会社 代表取締役 三坂伸也さん

 インタビューに先立ち一番の疑問だったのが、オリックス不動産株式会社の一事業部として水族館事業が始まったという点でした。ホテルなどを手掛けるのはもちろん分かるのですが、どうして不動産会社が、水族館を手掛けることになったのか? まずはこの疑問を解消すべく聞いてみました。

 「プライベイト・ファイナンス・イニシアティブ(※以下PFI)が導入され、それに手を挙げたのがきっかけです。PFIとは、民間の資金とノウハウを活用し民間主導で行うことで、効率的に効果的な公共サービスの提供を図るという方法です。図書館や病院など、様々な公共サービスで募集がありオリックスとしても複数の事業に手を挙げて、その一つが、神奈川県が募集した『新江ノ島水族館の再生』だったのです」

 当時他部署にいた三坂さんは「いくらチャレンジする会社とはいっても、まさか水族館まで! 大丈夫なのか?」と思われたそう。事業の立ち上げが進み、責任者に自分が指名されたときには驚くとともに戸惑ったといいます。

 「嫌いとは言いませんが、正直水族館には興味がなかった。同じ時間とお金を費やすのなら、映画を見たほうがよいというタイプの人間でしたから」と三坂さん。

 水族館への熱い思いや縁があり、事業を立ち上げられたのかと思っていた私も、びっくり。でも話を聞くうちに、そんな三坂さんだからこそ、すみだ水族館や京都水族館が生まれたと確信します。

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