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“おにぎりアクション”を発案した2児の母

子育て・教育

“おにぎりアクション”を発案した2児の母

「誰かの力になりたい」と、大手メーカーからNPO法人「TABLE FOR TWO」へ

職場復帰のタイミングでの“夫の育休”メリット

―― 旦那さんが育休を取っている期間、もしくはその後、何か変わったこと、良かったと感じたことなどありましたか?

大宮 良かったと感じたのは、主に2つです。

 1つ目は、2人目の慣らし保育をすべて夫にお願いできたことでした。4カ月間ほぼ母乳で育ててきて、いきなり日中ミルクにする、いきなり保育士さんに託す、という状況を、私一人でやっていたら、きっと必要以上に罪悪感を感じて精神的につらかったと思います。

 2人目のときは、妊娠中から早いタイミングで仕事に復帰しようという意思があったのですが、出産前後の過程で様々な育児関連情報に触れ、保育園の関係者やママ友から「え、早くない!?」「大丈夫なの?」と聞かれるたびに、「大丈夫かどうかは、私もやってみなければ分からない」という複雑な気持ちになっていました。

 そんな中、まさに復帰というタイミングで夫が育休を取ってくれ、日中は夫や保育士さんが子どもをお世話し、ミルクをあげてくれたので、「ミルクを飲んだよ! 園でもご機嫌で、元気だったよ! 大丈夫」という話を夫から聞くことができて、精神的にものすごく心強かったです。一緒に子どもを育てて、一緒に働いていけばいいんだ、と自分自身も前向きになれました。

 2つ目は、夫の育休期間中に家事育児の分担の予行演習ができたこと。育休中に1日のスケジュールとタスクをエクセルで見える化し分担していたのですが、もうちょっとできるのではないか、分担の内容を変えてみようなどと、トライ&エラーができました。その過程を経たからこそ、2人ともが仕事で走り出したときには順調なスタートを切ることができたのではないかと思っています。

 夫の育休は、長い期間ではなかったものの、育児と家事を“自分事化”する良い機会だったと思います。私の長い育休期間中、家事育児のイニシアチブをとるのはどうしても私になりましたが、復帰してからもその状態が続くと、すべて私の時間の範囲内でやりくりする、ということになりかねないなという不安もありました。一旦、家事育児のリーダーが夫に移ったことで、少し自分事化してくれたように思います。

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