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周りの手を上手に借りまくる時短勤務ママの仕事テク

エムステージ(下)時短術を極めるママ社員&妻の気持ちを最優先して転勤なしの「エリア総合職」選んだパパ社員

医師の人材紹介や医師向けウェブメディアの運営など、医師に特化した人材総合サービスと企業向け健康経営支援サービス を展開するエムステージ。東京の本社のほか、全国に10の支社がある。社員は女性の割合が60%と高く、子育て世代も多く活躍。子育て中の女性の途中入社も少なくないという。その背景には、創業時からの企業理念に裏打ちされたエムステージの社風とユニークな人事制度がある。年に2回まで働き方を変更できる柔軟な人事制度「選べる総合職」などについて詳しく聞いた「上」編に続き、「下」編では、「選べる総合職」を実際に使い勤務している女性社員、男性社員の二人に話を聞いた。

<エムステージ取材リポート>
【上】 年2回働き方を変更可 14時帰りも可能に
【下】 周りの手を上手に借りまくる時短ママの仕事テク  ←今回はココ

夫の転勤に伴い、支社から本社へ

4歳と2歳のママで、時短社員でありながらエムステージの人事を一手に担っている武田友美さん。写真は同社提供

 「前職では不動産メディア業界にいたのですが、退職し、夫の転勤に付いていきました。大阪に移り住んでしばらくして不動産業界で転職活動を始めたのですが、とても難航してしまって……。『新婚さん? 子ども産むんだよね? 転勤もできないよね?』と門前払いされ続けました。

 その経験から、女性のキャリアを支援する会社に興味が出てきて、子育て中の女性医師など働く上での制約が多い医師のキャリアをサポートするという当社の存在を知り、そのビジョンに共感して、大阪支社に入社しました。採用面接のときに、当社代表の杉田雄二から『子どもが産まれるのは喜ばしいこと。ぜひ産んで、その後も当社で活躍してほしい』と言われ、とても感動したんです」。そう話すのは、エムステージで人事を担当している武田友美さん。そうした代表の言葉を受け、強く「ここで貢献したい」と感じたという。

 「それから1年半後、夫の転勤で東京に戻ることが決まり、私も一緒に東京本社に異動させてもらいました」。

 その後、二人の子どもを出産。今、武田さんは4歳と2歳の女の子を育てるママ社員として、転勤なし・残業ありの「エリア総合職」を選択し、さらに時短制度を組み合わせて、10時から16時までの勤務体系で仕事をしている。

 エムステージの人事担当者は武田さん一人のみ。労務関係の業務は総務が担当しているというが、新卒採用も中途採用も担当し、社内制度の設計や運営、研修なども武田さんが一人でこなしている。時短勤務で働くなかで、これらの多くの仕事をどのようにさばいているのだろう。

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