スマホ版サイトを見る

働くママ&パパに役立つノウハウ情報サイト

日経DUAL

日本の無償ケア労働は「お母さんの負担」が重過ぎる

子育て・教育

日本の無償ケア労働は「お母さんの負担」が重過ぎる

治部れんげ/小中学校で既に始まっている、私たちが注目すべき取り組みとは?

次の世代にもっと良い社会を残すために、私たちにできること

 昨今、企業でも盛んなダイバーシティー推進の取り組みで、「無意識の思い込み(unconscious bias)」は注目のテーマ。自分の思い込みに気づける機会のある授業が受けられるのは、うらやましいです。

 他にも「ピンクは女の人の色」と思っている生徒たちの教室に、ピンクのシャツと小物を身に着けた校長先生が登場し「ピンクは男の人が身に着けてもいい。かっこいい」と気づかせる授業もありました。校長先生自ら多様性の意味を示してくれる、素敵な授業ですね。

 ここでご紹介したのは、当日の研究発表で聞いた中でも、私が特に「すごい!」と思った取り組みです。研究発表会に出席するような「熱心な先生」だからできる授業かもしれませんが、それをやっているのは、特別な受験が必要な学校ではありません。千葉県内の都市部や古くからある町にある普通の公立小中学校でした。

 実は私の出身高校の近くにある中学校の取り組みも紹介されていて、先生による研究リポートには「ワンオペ育児」への言及もありました。学校は、子どもたちへの教育を通じて、男女平等を目指している。これは本当に勇気づけられることです。

 皆さんもお子さんが通う地域の学校に、こういう授業をしてほしい、と提案してみたらいかがでしょうか? そして、ぜひ、社会には色々な仕事があり、女性も色々な仕事に就いていること、男性も家事や育児をやる時代になっていることを、伝えてあげてほしい、と思います。皆さんの個人的なワンオペに悩んだ経験、どうやってそれを乗り越えたかという経験を伝えることで、次の世代が子育てをするころには、もっと良い社会になっているでしょう。

画像はイメージです

(イメージ画像/iStock)

連載バックナンバー

治部れんげの「怒れ!30代」

CLOSE UP PR

DUAL Selection-PR-

「子育て・教育」ランキング

ピックアップ

-PR-

注目キーワード