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確実にたまる貯蓄術 「入金のみ」の子ども名義口座

口座を分けると心理が変わる。お祝い、お年玉、児童手当などすべて入金する口座を作ろう

日経DUALの読者の皆さん、こんにちは。3歳の娘と5歳の息子を共働きで子育てしながら、毎日必死なイクメンFP、ヤマサキです。家事・育児に関わる時間は、少なくとも年間1500時間! 本連載ではイクメンFPとして、「子育てとお金」と「男の家事・育児のやり方」をテーマに、基本的には毎月交互に展開していきます。今回は、「子ども名義の口座を活用した貯蓄テクニック」について考えます。

非合理的な投資心理「メンタルアカウンティング」を逆手に取る

 子どもの将来のために、お金をためようとしてもなかなかたまらないと悩んでいる人は多いと思います。

 あるいは、これから子どもが生まれるに当たって、お金の準備を考えたいと思っている人もいるでしょう。

 まず言えることは「口座は分ける」ほうが、将来のためのお金を確保するには有効だということです。人間は口座を分けると、心理的にそれを一体管理できなくなるからです。例えば、銀行口座と手元の現金を合計した金額を手持ち資金として認識していたとしても、手元に5000円しか持たない場合と10万円持っている場合とでは、やはり使い方が変わってきます。どうしても手元に現金をたくさん持っているほうが気は大きくなり、財布のひもも緩くなるのです。

 人間の非合理的な投資行動を研究する学問「行動ファイナンス」では、こうした行動を「メンタルアカウンティング(心の会計)」と名付けています。子どもの学費などをためていきたい場合は、この非合理的な判断を逆手に取るやり方のほうが効率はよくなると思います。つまり子どもの学費等をためる口座は日常の生活費を入れている口座と分ける、ということです。

 「子どものお金」と「日常生活費」について口座を分けるのなら、さらにもう一歩ダメ押ししましょう。口座を「自分名義」ではなく「子ども名義」の口座にしてしまうのです。

 「子ども名義」の口座にお金を入れて、これは子どもの教育費だけに充てるんだ、と決意してしまえば、毎月の家計がちょっと苦しいときに取り崩したくなる誘惑から逃れられる可能性が高まります。

 銀行口座は原則として、本人が開設しなければなりません。しかし未成年の口座については、親権者である親が代理で開設することができます。実は証券口座も、親が代理で開設できる証券会社がいくつかあります。

 今回は「子ども名義口座」の作り方と活用方法をご紹介しましょう。

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